豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

本庶氏のノーベル賞受賞によって免疫療法が話題になっていますが、誤解も多いようです。

私は、医療関係ではありません。
ガン経験者ですが、化学療法の経験もありません。
ただ、素人である私からみても、明らかに間違いと分かるものも少なくありません。
そこで、ガチガチの理系人間である私の見方を紹介しておこうと思います。

 

薬は、必ず副作用を伴います。

強い薬ほど、強い副作用を持ちます。

なぜ、強い薬は、強い副作用が出るのでしょうか。
人の体は、様々なバランスで成り立っています。

病気になった際、それを治すために何らかの作用を持つ薬を投与します。
その結果、バランスが崩れて副作用が出るのだと思います。

 


細胞障害性T細胞は、過剰な免疫反応を抑えるために、免疫チェックポイント受容体(PD-1)を持っています。ガン細胞は、免疫抑制を行うリガンド(PD-L1)で免疫チェックポイントに繋がり、細胞障害性T細胞の活動を止めてしまいます。
その結果、ガン細胞は免疫細胞からの攻撃を止めることができ、増殖を続けることができます。

オプジーボは、免疫のブレーキを外してガン細胞を攻撃します。

細胞障害性T細胞の免疫チェックポイント受容体にリガンドが結び付くのを、免疫チェックポイント抑制剤(オプジーボ)が妨害することで、細胞障害性T細胞の免疫抑制が働かないようにします。
その結果、細胞障害性T細胞は癌細胞を攻撃し続けるようになります。
 

ですが、 細胞障害性T細胞は免疫抑制機能を抑え込まれているので、本来は攻撃してはいけない細胞に対しても攻撃するはずです。

それが原因かどうかは分かりませんが、オプジーボにも様々な副作用があります。
副作用については、製造元の小野薬品工業が説明しているので、御覧になるのが良いと思います。

リンク⇒https://www.ono-oncology.jp/contents/patient/opdivo_about/04.html



オプジーボの副作用では、別の研究もあります。

大阪大学の長彰翁氏らの研究では、副作用などが原因でオプジーボの使用をやめた肺がん患者8人の血液を分析したところ、薬の投与をやめた後も20週間以上、薬の影響が続いている可能性があることがわかりました。

今までは治癒できなかった方の一部は、オプジーボで救われるはずです。
ですが、オプジーボは、夢の薬ではなく、万能薬でもありません。
また、新しく開拓されたばかりの治療分野なので、様々な課題が隠れているはずです。
多くの研究者や医師の努力によって、少しずつ改善されていくはずですし、その道の第一歩を踏み出した本庶氏の功績は素晴らしいものです。
ただ、過剰な期待はすべきではなく、主治医としっかり相談しながら、標準治療を基にした治療を進めていくのが、我々ガン患者の利益になると思います。

先日、あるTV番組で、
「アメリカの保険会社が、BMIを使って多くの人を肥満と定義づけ、保険料を多く支払わせようとした。つまり、生命保険会社の統計担当が引っ張り出した医学的根拠が弱い指標」
と紹介されました。

この放送で、「BMI値には意味がない」との印象を受けたのではないでしょうか。
でも、BMIの計算式にまで疑問を感じていない方も多いように思います。

と言うわけで、BMIの計算式を疑ってみようと思います。



形状が同じであれば、外形サイズが2倍になれば、容積は8倍になります。
単位を見ると、長さはmですが、容積はm³ ですね。
つまり、長さを3乗すると、容積になります。
BMIの計算式を再確認しましょう。

  BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²

BMIは、身長を2乗しかしません。
この時点で、『何だか変だな』と感じませんか?
BMIの計算式で赤ちゃんの標準体重を計算すると、5500gになってしまいます。

ならば、3乗すれば良いのでしょうか?

3乗して容積を計算するためには、外形が相似である必要があります。
ですが、どう考えても、赤ちゃんと成人の体形は違います。
単純に3乗すべきではなさそうです。
そこで、私は、以前からBMIとは違う計算式を使っています。
ここでは、私の計算方法をiBMIと呼ぶことにします。

以下に、iBMIとBMIの計算式を記載します。

BMI計算式



この計算式で赤ちゃんの体重を計算すると、3005gとなります。
これは、赤ちゃんの平均体重とほぼ一致します。
でも、他の体格ではどうなのでしょう?
ということで、以下に平成24年の各年齢の平均身長と平均体重の表を添付します。


標準体重雹

どうでしょうか。
iBMIの方が、平均体重に近いことが分かると思います。
男女の平均体重と、BMIによる標準体重とiBMIによる標準体重をグラフにしました。

BMI

同じ身長の時、男女の差は少ないことが分かります。
一方、iBMIですが、BMIより平均に近い値ですが、成長期の子供への適用は注意が必要に思われます。
ですが、成人にはBMIよりも適しているように感じます。


ちょっと、成人で試してみましょう。
成人の場合、最も死亡率が低くなるBMI値は、男性は22.3程度、女性は21.5程度だそうです。BMIでは、BMI値が「22」の時に最適な体重と考えるので、死亡率の実績とは不一致になります。
これに対し、iBMIでは、男性は17.0、女性は17.1ですので、死亡率の実績に近付いています。

どうでしょうか。
今後は、iBMIを使って計算してみてはいかがでしょうか。


JAXA筑波宇宙センターでは、ミニトークショーを聞きました。
私が聞いたのは、「気候変動観測衛星しきさい~地球の彩りを宇宙から~」でした。

しきさいシール

「しきさい」は、多波長光学放射計(SGLI)を搭載し、雲、エアロゾル、海色、植生、雪氷などを観測します。
(リンク⇒http://www.jaxa.jp/projects/sat/gcom_c/ )

自然由来の二酸化炭素は、年間9炭素億トンが循環していると考えられています。
これに対し、人為由来の二酸化炭素は、年間89炭素億トンもあります。
しかし、エアロゾル等によって観測値が乱され、精度の高い観測ができていませんでした。
「しきさい」は、エアロゾルの観測などを行い、気候変動の監視とメカニズムの解明に期待されています。

2017年12月23日に打ち上げられた「しきさい」は、現在は、観測値と実測値の照合などを行い。実運用開始に向けた調整を行っています。
講演された杢野正明氏に伺ったところ、関係する研究機関と連携して、研究機関が持つ実測値との照合を行っているそうです。
その中には、アルゴフロートも含まれているようです。


地球温暖化の観測は、「しきさい」の他に、10月29日に打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」や、水循環変動観測衛星「しずく」があります。
日本と欧州が協力して開発を進める地球観測衛星EarthCARE(Earth Clouds, Aerosols and Radiation Explorer)も、来年に打ち上げが予定されています。
少しでも精度の高い観測によって、地球の未来が予測されることを期待しています。

リンク:いぶき2号・・・http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gosat2/
    しずく  ・・・http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gcom_w1/
    EarthCARE・・・http://www.satnavi.jaxa.jp/project/earthcare/

あえて、全文を書きます。

毎日新聞のノーベル賞速報の全文です。
(既に更新はされています・・・)

『スウェーデンの王立科学アカデミーは3日、今年のノーベル化学賞に、米国と英国の3氏を選んだと発表した。
日本からの今年の受賞決定は、1日に発表された京都大高等研究院の本庶佑特別教授(76)=医学生理学賞=だけとなった。
授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金900万スウェーデクローナ(約1億1500万円)が贈られる。』

ノーベル化学賞は、どなたが受賞したのですか?
何が評価されたのですか?

この記事からは、全く分かりませんよね。

記事から読み取れるのは、国民のほとんどが知っていること!
本庶佑さんの受賞を知らない国民は、何人いるのでしょうか。
日本人受賞者が本庶佑さんだけだとは知っているし、何人が受章するかが重要なのでしょうか。
毎日新聞は、ノーベル賞受賞者の国籍にしか興味がないのでしょう。


国は、基礎研究費の削減を続けていますし、メディアはナショナリズムに犯されています。
こんな国で、今後もノーベル賞受賞者を輩出できるのでしょうか。
暗い気持ちになります。



さて、今年のノーベル賞では、研究テーマ以外の話題がありました。
光ピンセット等の功績でノーベル物理学を受賞したアーサー・アシュキン氏は、史上最高齢の96歳でした。
同時受賞のダナ・ストリックランド氏は、レーザーパルスに関する先駆的研究が評価されたのですが、物理学賞では55年ぶり3人目の女性受賞者でした。
変異を起こした酵素などのたんぱく質の中から有用なものを効率的に選別する「指向性進化法」を開発した功績でノーベル化学賞を受賞したフランシス・アーノルド氏も、9年ぶり5人目の女性受賞者だそうです。


世界に女性受賞者が出ると、日本人女性はどうなのか、話題になります。
それについては、当ブログでも書いています。



欧米をベンチマークにするだけでなく、合理的に考えなければ、良い方向性は生み出されないと思っています。


本庶佑氏とアメリカのジェームズ・アリソン氏に、ノーベル医学・生理学賞を授与すると、発表されました。

受賞理由は「免疫を抑える働きを阻害することでがんを治療する方法の発見」だそうです。


本庶氏は、免疫チェックポイント分子「PD-1」を発見し、これを基にしたガン治療薬「オプジーボ」が開発されています。
本ブログでも、本庶佑氏と「オプジーボ(ニボルマブ)」を取り上げています。

 丸山夏鈴さんが亡くなられました
  (免疫チェックポイント阻害剤「ニボルマブ」が悪性黒色腫の治療薬として承認)

 卵巣がんに新薬
  (小野薬品工業のニボルマブ(商品名オプジーボ))

 

私の期待が叶い、勝手に喜んでいます。


ノーベル賞受賞者2018

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