満足に鉄分を補給できないまま、今回で、もう7回目です。
ルート選定会議だけでも、3回目になります。

今日こそは、『箱縦本線整備計画』のルートを、詳細に決定したいと思います。



今回は、『函内駅』の場所と方式を検討します。

『函内駅』は、小判形レイアウトの環内に配置します。
小判形内への分岐は、140mmの直線部に、ポイントを設置します。
直線部が140mmのポイントには、半径280mmで30度のカーブと、半径541mmで15度のカーブとがあります。
半径541mmのポイントでは、15度しか角度がつかないので、本線との空間が足りなくなります。その先に半径177mmのカーブを置いても、エンドレール(長さ112mm)を繋げる余地が残りません。
なので、半径280mmのポイントを使用します。


ポイントの種類は決まりましたが、向きと場所も決めなければなりません。

2ヶ所に行き止まりの駅を設ける場合、片方の駅を発車した列車が、本線を走行後に、停止することなく、もう一つの駅に入れるようにするのが、ベターな配置です。
函内駅を発車した列車が、ノンストップで箱先駅に入れるよう、配置したいところです。
筆運としては逆向きですが、"の"の字を描くような線形です。
"の"の字の書き始めが函内駅、"の"の字のはらいが箱先駅です。


となると、ポイントの位置は、箱先駅の本線側の直線部になります。
これでは、函内駅を発車した列車が、本線に入る所で、箱先駅に到着することになり、鉄道模型としても、流石に駅間が短すぎます。
そこで、箱先駅の直線部とは反対側の直線部に、函内駅へのポイントを設置することにします。(かなり下手クソな"の"の字です)

カーブの曲率(半径)としては、緩和曲線からポイントの出口まで、半径280mmが45度連続します。
このままでは、充分なホーム長を確保できないので、同方向へカーブを続けます。
半径177mm30度を挟み、更に緩和曲線として半径280mm15度を入れて、直線のエンドレールに繋ぎます。

曲がっているものの、280mm程度のホームを設けることができます。
これは、20m級の車両が2両編成でも入線できる長さです。 


函内駅は決まりました。
これで、レイアウトのアウトラインは決まりました。
一段落です。


でも、ここで異論が出てきました。
「箱先駅側の直線は、利用しないのか?」と。

鉄分がまだ足りない私は、既に集中力を欠いています。
「直線?」
「どこの?」
「えっ?」

という訳で、続きは、次回の『第4回ルート選定会議』で検討することにします。
たぶん、年越しになるでしょう。