JAMSTECの横須賀本部の一般公開では、何と言っても「かいめい」が看板でしょう。

かいめい外観


「かいめい」の話をする前に、JAMSTECの岸壁の様子を伝えたいと思います。

JAMSTECの岸壁は、なぜかコンテナが多いんです。
ほとんどは、20ftコンテナと呼ばれるもので、
貨物列車に乗っている事が多い12ftコンテナよりも少し大振りのコンテナです。

JAMSTEC岸壁
(「かいめい」のデッキから岸壁を見下ろす)

岸壁から少し離れた場所にも、コンテナが沢山ありました。
こんな感じです。

JAMSTECのコンテナ群


実は、このコンテナ群は、研究者の移動研究室の役割を持っているそうです。
実験装置や、観測装置の制御盤など、個々の研究者にとって研究の拠点となるものです。

よく見ると、「かいめい」にも既にコンテナが搭載されていました。

かいめいとコンテナ

そこで、JAMSTECの方に質問してみると、
最大で10個以上もコンテナを搭載できるのだとか。
「まるで貨物船みたいですね」と言うと、「貨物船には敵いません」と軽く返されました。

ブリッジデッキからCデッキ

これは、BRGデッキからCデッキを見下ろしたところです。
木製の甲板にいくつもハードポイントがあることが分かります。
このハードポイントに、コンテナを固定するのだそうです。
ただ、電源やLAN等の信号線をどのように取り込むのか、質問し忘れてしまいました。

この写真には、白山理事と思われる方が写っています。

この後、白山理事の説明を横で聞きながら、「かいめい」を堪能しました。