豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

                              いむたかつみ

実は、私はがん手術の25日後に仕事に復帰し、
更に1ヶ月後には、ほぼ従来通りの負荷で仕事を行うようになっていました。
それ故、がん退職の実態に関心が薄かったように思います。
 
がんになったために仕事を続けられなくなる人は、34.6%にもなるそうです。
原因は、通院や経過観察により、通常勤務への復帰が難しいためだそうです。
 
 
厚生労働省では、がん患者が仕事と治療を両立できるように対策を始めるそうです。
主な柱は、以下です。
 
・治療と仕事の両立に向けて休暇制度や短時間勤務の活用を企業に促す
・主治医と企業が情報をやりとりしやすいように文書の様式例を示す 
・企業が社員から相談された場合の対応の流れを示す        
 
この施策が機能し、
多くのがん患者が意味のある日常を送れるようになることを期待しています。

世間では、「地震兵器」なるものが囁かれているようです。
でも、「台風兵器」や「竜巻兵器」、「大雨兵器」、「太陽フレア兵器」等は、私は聞いたことがありません。

「地震兵器」は存在するのでしょうか?


仮に、「地震兵器」が実現可能だとします。
地球上のどこでも、いつでも、自由に地震を起こせるとします。
起こす地震の規模も、自由に設定できるとします。
更には、費用もバカ安だとします。
この条件下で、地震兵器の利点は、いったい何でしょうか?

単に、何かを破壊するのが目的であれば、通常兵器でも、核兵器でも、別に問題はありません。
ただ、これらの兵器、特に核兵器は、使用には細心の注意が必要になります。
それは、兵器の取り扱いよりも、兵器を使ったことによる国際世論の動きが問題になるからです。
それを踏まえて考えると、地震兵器の利点は、使用者が誰か分からないことでしょう。
自然界でも当たり前に発生し、規模によっては壊滅的被害を引き起こすのが地震ですので、人為的に発生させても、自然の脅威としてしかとらえることはなく、誰が発生させたのか秘匿できます。

逆に、この特徴が、地震兵器の欠点にもなります。
自然に起きたと思わせなければならないので、地震が起きない地域で使用できません。
また、同じ地域に大規模な地震を連続的に発生させることも、得策ではありません。
つまり、政治的な観点から、使用条件が厳しくなるのです。


次に、地震兵器の仕組みを考えてみましょう。
地震のエネルギー:Eqは、log10Eq=4.8+1.5Mです。
これに対し、爆弾のエネルギー:Ebは、Eb=TNT火薬換算量(kg)×4.184×10^9です。
(エネルギーの単位はいずれもジュール)
過去の事例では、4.2Mt(TNT火薬換算)の核爆発でM6.97の地震が発生した記録があります。
爆発のエネルギーは、M7.63に相当するので、地震に変換されたのは核爆発の1割程度だったようです。

さて、地震兵器で必要となるエネルギーを、人工的に生み出す必要があるとすると、核エネルギーしかないでしょう。
相手にダメージを与えるほどの地震となると、M7以上の規模が必要です。
となると、前述の4.2Mt以上の水爆となります。
発生させたエネルギーの全てが 地震に変換できるとしても、450kt以上の核エネルギーが必要です。
450ktは、出力100kWの原発の約3週間分の発電量に相当します。
これだけのエネルギーを用意するだけでも大変ですが、この膨大なエネルギーを震源域に伝える方法が難しいのです。
これらを考えると、人工的に生み出したエネルギーで地震兵器のエネルギーを賄うことは非常に難しいし、投入するエネルギーに対して得られる戦果は小さくなってしまう点でも、問題があります。
人工的に生み出したエネルギーで地震を発生させる地震兵器は、実現可能か否かの前に、兵器として成立しないように思います。
 

では、自然界のエネルギーを利用する地震兵器はどうでしょうか。
地震兵器で太陽光や風力なんか論外ですから、やはり岩盤の歪みか、地熱でしょう。精々、地磁気でしょう。
これらの内、地磁気はエネルギー密度が低いので、地震兵器のエネルギーとしては小さ過ぎます。
岩盤の歪みと地熱は、蓄積できれば利用不可能とは言い切れません。
ただ、これらが豊富にある場所は、地震地帯に限られます。 
また、蓄積が必要なので、地震地帯の中でも歪なり地熱なりが溜まっている場所にしか、地震を起こせそうにありません。
言い方を変えれば、いつ地震が発生してもおかしくない場所でしか、地震兵器は機能しないことになります。



ここまで見てみると、地震を自由に操れるとしても、地震兵器は機能しないように思えます。
これ以外にも、地震を自由に操れるのかという問題も残っているのです。
地震を兵器とできる可能性を研究していないとは言いませんが、こんな機能不全の地震兵器を開発しようと考えるのかとの視点で見ると、積極的には開発を行うようには思えません。

まあ、「個人的に話題として盛り上がるのは御自由にどうぞ」というのが、私の立ち位置でしょうか。

日本には、およそ450万haの耕作地があります。
ですが、その内のおよそ8~9%は、作付が行われていません。
これが、耕作放棄地です。
耕作放棄地の定義は、「以前耕地であったもので、過去1年間以上作物を栽培せず、この数年の間に再び耕作するはっきりとした考えのない土地」です。
更に、荒れた農地を、荒廃農地と呼びます。
荒廃農地とは、「現に耕作に供されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地」です。

現在の日本の食糧自給率は、実質(飼料穀物も考慮)では32%程度です。
もし、耕作放棄地を完全に無くすことができれば、食糧自給率は3%程度、上昇するはずです。
これは、300~400万人分の食糧を生産できることに相当します。
ですので、食糧難の危険性がある現在は、耕作放棄地を再農地化することは重要な課題なのです。


豊葦原中津谷には、耕作放棄地があります。
その一部は、荒廃農地となっています。
荒廃農地となっているのは、主として竹林の浸潤を許してしまっているためです。
これらの再農地化を、私は考えています。

第一段階は、単なる耕作放棄地で作付を再開する事です。
農業の素人の私は、これは簡単にできると考えていますが、土壌の改良や水の確保など、「やってみたら大変だった」なんてことになるかもしれません。
第二段階は、水田の復活を予定しています。
昔の水田は二か所ありますが、どちらも竹林に変わってしまっています。
ただ、それぞれ異なる種類の竹ですので、再農地化は、違う手順となるかもしれません。
また、竹の根は強いので、水田の不透水土盤を痛めつけている可能性もあります。
何年か掛けて復旧する事になるだろうと、考えています。


言うは易し、行うは難し

「耕作放棄地の再農地化」は、相当に苦労すると思っています。

国立がん研究センターは、全国がんセンター協議会(全がん協)の協力を得て集計した全ての癌の全臨床病期の10年相対生存率を発表しました。
 
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全がん協のHPを見ると、癌の種類によって、あるいはステージによって、大きく生存率が違っていることが分かります。
 
私の直腸癌の場合、ステージⅠからⅢでの発見が多く、ステージⅣは15.7%に留まります。
10年生存率は、ステージⅠで94.1%、ステージⅡが83.3%、ステージⅢが63.0%に対して、ステージⅣは6.0%と激減します。
ですが、早期発見が容易なので、全ステージの平均で68.5%と、高めの生存率になっています。
因みに、直腸癌の全ステージの平均の五年生存率は76.0%ですから、5年生存を果たすと、それ以降の生存率の低下は少ないと言えます。
 
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生存率が最も厳しいのは、膵臓癌です。
10年生存率は、ステージⅠで29.6%、ステージⅡが11.2%、ステージⅢが3.1%、ステージⅣでは僅か0.9%です。
しかも、発見が遅く、発見時のステージは、ステージⅠが6.4%、ステージⅡが11.1%、ステージⅢが14.1%に対して、ステージⅣは57.3%を締めています。
生存率の低さに加え、発見が難しいため、全ステージの生存率も4.9%しかありません。
 
これらを見てくると、比較的若い年齢で癌を罹患したのは不運にしても、それが治癒率が高い直腸癌のステージⅡだったことは、幸運だったのかもしれません。

「豊葦原中津谷のニニギ」の目的の一つが、無補給の自給自足です。

この無補給の自給自足は何を指すのか。
それ以前に、何のための自給自足なのか。


「豊葦原中津谷のニニギ」の元々の目的は、食糧自給率の向上です。
現在の地球環境は、温暖化の傾向が顕著になり始めています。
温暖化は、各地の気候を変え、気象の極端化も引き起こします。
気候が変われば、農業への影響は避けられず、食糧生産が減少するリスクをはらみます。
また、極端化した気象は、想定外の被害を農業に与えます。これも、食糧生産の変動要因となります。
一方で、人口増加や紛争の激化で、食糧消費は増えていきます。

こういった要因から、日本は食糧事情が悪化する可能性を持っています。


前述のような要因から引き起こされる食糧事情の悪化は、世界規模で起きます。
このため、食糧事情の悪化が発生した際には、世界中で食糧の奪い合いが発生します。
奪い合いの範囲は、食糧そのものだけでなく、種苗や肥料、農薬から農機具、燃料等にまで及ぶでしょう。

さて、こうなってしまった場合には、日本は驚くべき苦境に立たされるでしょう。
食糧を輸出する国の通貨が値上がるため、円安が一気に進み、海外から輸入する食糧は、非常に高価なものとなるでしょう。
ですが、食糧自給率が低い我が国では、国内で不足分を補うことができません。
それどころか、海外から輸入している種苗や燃料も値上がりするので、国内の生産量を高めるどころか、低下させることにもなりかねません。


ここまで書けば、多くの方はお気付きになったでしょう。
無補給の自給自足は、単に自給自足をするのではなく、種苗や肥料は自己管理をし、また輸入する燃料に頼らない農業形態を構築することを指しています。

私は、農業経験がありません。
ですので、無謀な試みとなるでしょう。
ですが、無補給の自給自足の元々の目的は、食糧難に備える事であり、食糧難になった際に想定される様々な要因に耐えられることです。
無謀であっても、挑戦しなければならないと思っています。

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