豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

仕事のの関係者に、入院する旨のメールを送りました。
でも、反応は無く、淋しさを感じただけでした。
 
この一ヶ月で、一キロくらい体重が増えました。 
体重が増えたことが良いのか悪いのか微妙ですが、ベストコンディションで手術を迎えることができそうです。
 
入院時の本を選ぶために、家の中から読んでいない本を集めてみました。
それが、思っていたよりも読み残している本が多くて、病院に持って行くには多すぎることがわかりました。
仕方がないので、ハードカバーは家に置いといて、文庫本だけ持っていくことにしました。
 
入院準備は、ほとんど整いました。
残るは、住民票とシャチハタだけです。
シャチハタは、仕事場から持ち帰ればいいので、実質は住民票だけです。
 
いよいよ入院、そして手術です。
おかしな話ですが、何が起きるのか、好奇心が疼き始めています。
要らぬ心配をして気に病むよりもマシだと、自分に言い訳しています。

元旦は、近所の崖地に出て、初日の出を拝んできました。
これが最後の初日の出にならないように、願をかけてました。
 
新年は、爽快な気分(?)で迎えることができました。
体調は、全く問題はありません。
本当に、直腸に癌があるのだろうかと思うほどです。
 
さて、本題です。
一般に、癌になると体重が減ると思う方が多いと思いますが、私は全く減りませんでした。
癌が見つかった直後には、食欲不振で少し減りましたが、今は元に戻ってしまっています。
初期の癌は、体重が減りません。
逆に言えば、体重が減る前に癌を見つけるべきです。
人間ドックなどで、少しでも早く見つければ、それだけ生存率も高まるはずです。
 
実は、私の従姉は、ダイエットをしている時に癌が見つかりました。
体重の減少をダイエットの効果と思い込み、癌の発見が遅れてしまいました。
彼女は、残念ながら助かりませんでした。
 
私が、ダイエットについて、一般での認識不足を指摘する記事をblogに書いたには、このような背景がありました。

午後からCT検査があるので、また病院に行きました。
CTでは、造影剤を静脈に点滴で入れます。
「お尻も熱くなりますが、心配ありません」と言われたのですが、何のことかなと思っていたら、体が火照ってきました。
それが、点滴から1分も掛からないのです。
静脈から心臓を通り、肺でガス交換した後、心臓に戻ってから全身に循環していくはずです。
こんなに遠回りするのに、1分も掛からずにお尻にまで届くのです。
人間の循環の速さには、驚かされました。
 
入院の手続きを済ませ、診察です。
CT検査の結果、肝臓への転移はないこと。
これで、今回の癌は、勝算が高くなったと、心の中でガッツポーズ。
もちろん、完全に安心できるわけではありません。
CTの輪切りの間隔は、五ミリ単位。
癌細胞の大きさが五ミリ以下だと、CTに映らない可能性もあります。
正確には、大きさが五ミリを超える癌は無いということでしょう。
それでも、いい結果には違いありません。
「癌ですから、五年間は様子を見ていただく必要があります」と医師には釘を刺されました。
昔は二年生存が目安でしたが、今は五年生存だそうです。
 
癌との闘いは、優勝が無いトーナメント戦のようなものですね。
一度でも負ければ、そこでおしまい。
死ぬまで勝ち続けるしかありません。
ただ、実際のトーナメントでもそうですが、初戦で負ける場合が多いです。
私の親族でも、三人が癌でこの世を去りましたが、三人とも癌との初戦での敗退でした。
私は、初戦に勝機を見出すことができました。
何勝できるのか、それはわかりませんが、先が見えていることには違いありません。
 
癌では、四つのリスクを闘うことになると思います。
最初のリスクは、発見できないリスク。
次のリスクは、転移のリスク。
そして、手術や治療のリスク。
最後は、再発のリスク。
リスクと戦いながら、連勝を目指します。

私の通う病院は、予約時間の三十分前に着くのが原則です。
再診手続きを済ませ、内視鏡検査室に行きました。
内視鏡室では、最初に通常の大腸カメラで病変を確認し、超音波内視鏡に変えたのですが、これが思うように動作しなかったのです。
悪戦苦闘の結果、超音波内視鏡は正常に動作するようになったのですが、苦労したにもかかわらず、病変の深さがはっきりしなかったです。
最後に、通常の大腸カメラにして、病変から検査片とポリープを取りました。
内視鏡で時間がかかりましたが、追加で通常の腹部レントゲンを二枚撮影して、検査は終わりました。
 
検査後、土曜日の外来をしない担当医が、駆けつけてくれました。
一通りの説明を聞いた後で、手術をすることが決まりました。
手術は、翌年の一月十七日、入院は二日前の一月十五日に決まりました。
なお、正確には大腸癌ではなく、直腸癌だと教えてもらいました。
 
これで、私の覚悟も決まりました。
かえって、すっきりした気分に変わりました。
 
 
ここで、今年の私の定期健康診断の結果の一部を公開したいともいます。
 白血球数  4100 /μl
 血色素量  17.1 g/dl
 GOT     23   IU/l
 GPT     18   IU/l
 γ-GPT  14   IU/l
 総コレステロール 211.0 mg/dl
 尿酸     4.3  mg/dl
上記以外の数値を含め、異常値はありませんでした。
大腸癌の初期診断項目である便潜血も、異常はありませんでした。
まあ、身長・体重・腹囲等は・・・ちょっと・・・
 
でも、肝心なことは、健康診断を過信しないことです。
私の場合は、たまたま2年前のポリープ切除時の医師の指示に従ったことで見つかりました。
こんな偶然がたびたびあるとは思えません。
皆さんも、定期的に大腸カメラや胃カメラなどで見てもらうことをお勧めします。


――――――――――― << コ メ ン ト 転 記 >> ―――――――――――

はじめまして。無事に手術が成功することを祈っています。

yumenoyume  2013/12/22 23:24

医師は、内視鏡の写真の染色部分を見せながら、「色がついていない部分が変異しています」と説明してくれました。
変異とは、癌化を意味します。
やはり、癌でした。
注腸検査の結果と見比べながら、「深さは分かりにくいですね」と悩み顔。
「検査の結果でも、カンファレンスとなっています。今日の午後にカンファレンスがあり、内科医や他の医師とも相談して決めます。その結果で、手術にするか、内視鏡で取るかを決めましょう」
「二十四日にCT検査する予定にっていますので、その後で結果を聞かせてください」とお願いしました。
医師は、診察予約を取ってくれました。
午後から仕事に戻りましたが、いつ手術になるかわからないので、長いスパンの仕事はできません。
だから、雑用に終始することになりました。

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