豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

京都大学の武藤誠名誉教授(実験腫瘍学)らのグループは、大腸癌悪化の目印と
なる分子を特定したと発表しました。
この分子に特定の化学変化が起きていると、癌細胞が転移しやすくなり、患者の
生存率が低下することがわかりました。
研究グループでは、この分子の化学変化を利用した転移予測の診断法を数年後の
実用化を目指しているそうです。

直腸癌(大腸癌の一種)の摘出手術を受けた私としては、数年後と言わず、
明日にでも実用化してほしい気分です。

11月4日、ある雑誌に掲載されたことで一躍有名になった「ぽん豆」さん。
彼女は、小児癌と闘う中学一年生だそうです。
癌との闘いにひとまず勝利し、今は経過観察中のようです。
 
私が癌の手術で入院していた時、ぽん豆さんと同じような子供たちを見ました。
松葉杖の子、車椅子の子。
体力を付けるためなのか、中庭を何度も往復する子。
今も、目に浮かびます。
あの子たちも、今は退院して、経過を見ながら過ごしているはずです。
 
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日本、そして世界は、あの子たちに明るい未来を提供できるのでしょうか。
莫大な累積債務。加速する地球温暖化。
辛い治療と、死の恐怖に打ち勝っても、未来が暗くてよいのでしょうか。
昨日の私の記事は、皮肉を込めて書きました。
「私たちは、究極のキリギリスだ」と!
私たちは、キリギリスの生活を続け、あの子たちに暗い未来を渡すのですか? 

私は、このblogを始めた原点に戻り、未来を明るくするために活動したい。
 
ぽん豆さんを知り、前向きにならなければと、想いを新たにした次第です。

11月2日
脳腫瘍で余命宣告を受けているローレン・ヒルさんは、麻痺が始まっている体を懸命に動かして、2本のシュートを決めました。
全米大学バスケットボールの開幕を2週間前倒しにして開催された試合でした。
彼女は、現在19歳。
 
前日の11月1日
やはり、脳腫瘍で余命宣告を受けていたブリタニー・メイナードさんが尊厳死を選びました。
29歳でした。
 
 
私は、癌経験者です。
現在も、術後の経過観察中です。
 
昨年12月、blogを始めた直後に癌が見つかりました。
紹介された病院の問診票には、「余命の宣告を受けますか」とありました。
私は「宣告を受ける」に印を付けたのですが、今のところ、余命宣告はありません。
癌が見つかった直後は、精神的な問題で食欲も落ちたこともありました。
私は、彼女たちに比べれば、遥かに良い状態です。
 
尊厳死。
「難しい問題だ」と言いますが、それは他人事ではないでしょうか。
 
私は、死にたくありません。
二か月後には死にますと言われたとしても、私は死にたくありません。
一方で、どんどん悪化する病状を家族に見せるのは、辛いことです。
おそらく、自分自身も痛みや吐き気、自由に動かせなくなる体で、言葉にできないほどの辛い状態になるでしょう。
更に、治療費もかかります。
 
実は、尊厳死は、本人にとって非常に難しい問題なのではないでしょうか。

肝癌の90%は、肝細胞癌だそうです。
日本人の肝細胞癌患者の70%は、C型肝炎ウィルスに感染しています。
ですが、非肝炎ウィルス性の肝細胞癌患者が増えています。
この要因を解明する研究がなされました。
 
国際プロジェクトの一環で、600人のゲノム解析が行われました。
この600人の内、400人は日本人でした。
発癌要因となるDNA塩基配列の変位パターンを人種別に調べた結果、
日本人の肝細胞癌でのみ検出されたパターンが見つかりました。
このパターンから、新しい治療薬の開発に繋がる可能性があると期待されています。

癌細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新しい有力候補となる化合物を見つけたと、
米シカゴ大の中村祐輔教授の研究チームが、発表しました。
癌細胞の増殖で重要な役割をするTOPKの働きを妨げる化合物を探し出しました。
この化合物を、肺癌のマウス6匹に週2回ずつ3週間、注射すると、
5匹の癌細胞は、最初の注射から25~29日後に完全に死滅したそうです。
TOPKの働きが妨げられ、癌の細胞分裂が止まったとみられます。
化合物をそのまま投与すると白血球が減るなどの副作用がありますが、
化合物を脂質の膜で包むと、副作用は小さくなるそうです。
 
副作用は気になりますが、改良されて新しい癌治療薬となってほしいものです。

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