『名前はもうない』様のTwitterで知りました。
(リンク→ https://mobile.twitter.com/Tarenagashix/status/1571763063413682177?cxt=HHwWgsDRnbeLg9ArAAAA )
お子様が、「5cm4mm+2cm8mm」の算数のテストで、「54mm+28mm=82mm=8cm2mm」と回答したら、学校では「間違いだ!」とされたそうです。
数学的には、どこにも間違いはありません。
以前にも、「掛け算の順番」として、当ブログでも、小学校の算数を扱いました。
(リンク→ http://imutakatumi.officialblog.jp/archives/35343223.html )
前回と今回とでは、別の方の発信していますし、学年も1学年下がっているので、それぞれ無関係の事案と思われますが、両者とも、類似の問題を感じます。
(リンク→ https://mobile.twitter.com/Tarenagashix/status/1571763063413682177?cxt=HHwWgsDRnbeLg9ArAAAA )
お子様が、「5cm4mm+2cm8mm」の算数のテストで、「54mm+28mm=82mm=8cm2mm」と回答したら、学校では「間違いだ!」とされたそうです。
数学的には、どこにも間違いはありません。
教師によると、「単位をmmに統一して計算する方法は教えていないから」だそうです。
これでは、「数学的には正しいが、学校教育的には間違い」となってしまいます。
それで良いのでしょうか?
教えてある解法では、次のようになるようです。
5cm+2cm=7cm
4mm+8mm=12mm=1cm2mm
7cm+1cm2mm=8cm2mm
実は、私は、この問題であれば、「学校で教えた」とする解法を用います。
なぜなら、54mm+28mmであっても、4mm+8mmを計算し、桁上がりの10mmを持って、50mm+20mm+10mmを計算するので、結局、同じなのです。
それがわかっているから、cmとmmを別々に計算するのです。
でも、問題が「5cm4mm+2cm8mm+1cm9mm」になれば、単位をmmに統一して計算します。
計算が複雑になると、途中で単位の換算を繰り返すより、単位を統一して計算して、最後に指定の単位に換算する方が楽だからです。
これは、私個人の手法であって、正誤を言うつもりも、お勧めするつもりもありません。
ポイントは、解法は自由だということです。
そして、解法は、論理的に導かれるべきということです。
そして、解法は、論理的に導かれるべきということです。
ただ、学校教育タイプの計算は、長さを計算する時は良いのですが、面積や体積を計算する際には、面倒ですよね。
例えば、縦5cm4mm、横2cm8mmの長方形の面積の計算は、どう教えるのでしょうか。
まさか、4mm×8mm=32mm2 、5cm×2cm=10cm2 だからって、10cm2 32mm2 とか言わないですよね。(こんな面積の単位表現もしないが・・・)
54mm×28mm=1512mm2 としますよね。
あるいは、5.4cm×2.8cm=15.12cm2 とすれば良いのです。
単位を統一することを、間違いと教えてしまうと、面積や体積の計算を習う際に、混乱を生じることはないのでしょうか。
混乱してしまうと、「算数(数学)は難しい」と思うようになり、優れた才能を潰してしまうかもしれません。
冒頭で、「数学的には正しいが、学校教育的には間違い」と書きましたが、それ故に、
「日本の学校教育は、教本上は正しいが、数学的には間違っている」と言えるかもしれません。
「日本の学校教育は、教本上は正しいが、数学的には間違っている」と言えるかもしれません。
以前にも、「掛け算の順番」として、当ブログでも、小学校の算数を扱いました。
(リンク→ http://imutakatumi.officialblog.jp/archives/35343223.html )
前回と今回とでは、別の方の発信していますし、学年も1学年下がっているので、それぞれ無関係の事案と思われますが、両者とも、類似の問題を感じます。
日本の算数(数学)教育は、硬直しかけているのではないでしょうか。
既に、小学校で『プログラム教育』が始まっています。
既に、小学校で『プログラム教育』が始まっています。
これは、論理的な思考を養うことを目的としています。
この方針と、算数教育は、協調は取れているのでしょうか。
私には、齟齬を感じます。
早急に、算数の教育をチェックすべきだと思います。