豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

ボーフォート海(北極海の一部)で、波浪が激しくなっているそうです。
 
海の波(津波は除く)は、風の強さと風に吹かれる距離で決まります。
ですから、
海氷で覆われた海域では、波はほとんど発生しません。
昔の北極海は、夏でも大部分が海氷に覆われていたので、
波浪はほとんどありませんでした。
 
ところが、
地球温暖化の影響を受けて、北極海の海氷は急速に薄くなり、
近年では、
ボーフォート海の開水域(海氷が無い海域)は1000kmにもなるそうです。
 
 
2012年に同海域に波高計が設置され、
その年の9月18日には、波高5mを観測しました。
 
風速15m/sで波高5mになるには、開水域が1000km必要です。
風速が50m/sでも、開水域が20kmなければ波高5mになりません。
高い波高は、
北極海には、かなり広い開水域が広がっている証拠なのです。
 
温暖化は、ここでも深刻になっていることが分かります。
 

気象庁は、国際機関などと協力し、
太平洋を4海域に分けて、1990年以降の海水の観測データを調べたところ、
水素イオン指数(pH)は、10年あたり0・014~0・021低下し、
酸性化していたことがわかりました。
いずれの海域も、現在のpHはまだアルカリ性の8・005~8・092ですが、
気象庁は
「産業革命以降の世界平均に比べて、近年の太平洋の酸性化は非常に進行が早い」と
分析しています。



  下図(国土交通省 国土交通白書2013より)は、東経137度に沿ってpHの変化を調査した気象庁のデータです。(前述の研究発表とは関係がありません)
イメージ 2
(リンク⇒http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h24/hakusho/h25/html/n2871c00.html

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、
産業革命以降の約250年間に、
地球全体の海洋のpHは、10年あたり0・004低下したと報告しています。
気象庁が発表したデータは、
太平洋の酸性化が加速していることを示しています。


 
当ブログでは、海洋の酸性化についても触れています。
(下記アドレス参照)
 
そのことを、気象庁は、より詳細に研究・発表しました。
もう猶予は無さそうですね。
原発を止める前に、火力発電所を止める活動をしましょう。
 

2014年に発表されたIPCCの第5次統合報告書では、
人類活動が温暖化の主な要因である可能性が95%以上と断定しています。
産業革命後の気温上昇を2℃未満に抑えるには、二酸化炭素の総排出量を
2兆9000億トンに留める必要があるとしています。
既に、1兆9000億トンの二酸化炭素が排出されているので、余地は1兆トンです。
2011年の世界の排出量は350億トンでしたので、30年で許容量に達します。

 
IPCCの報告書にはありませんが、日本に許される排出量はどれくらいでしょうか。
人口比では、約50分の1の200億トンです。
現時点の二酸化炭素排出量の比率では、約25分の1の400億トンです。
GDP比では、約14分の1の700億トンです。
 
これに対して、日本の年間の二酸化炭素排出量は、約13億4000万トンです。
それぞれの猶予年数は、
人口比では15年、二酸化炭素排出量比では30年、GDP比では52年です。
いずれにしても、今世紀末までに猶予を使い果たすことになります。
 
発電由来の二酸化炭素排出量は、約4億5000万トンです。
ですが、震災前と比べると、発電由来の二酸化炭素排出量は約1億トン増えています。
もし、原発を震災前と同等の稼働率に上げると、それぞれの猶予年数は、
人口比では16年、二酸化炭素排出量比では32年、GDP比では56年です。
僅かな差ですが、私には貴重な時間だと思います。
 

しんかい6500と言えば、支援母船のよこすかを無視することができません。

よこすか全景

ですが、調査船と聞くとコンテナを無視できないのが、伊牟田の悪癖です。

まずは、この写真を見てください。


コンテナ

このアングルは、毎年のように撮影しています。
2016年のコンテナ
2017年は下の写真
コンテナ2017

これらのコンテナには、実験装置が詰め込まれているそうです。
いざ、調査船で調査に行こうとなった際には、コンテナを調査船に積み込みます。
よこすかも例外ではありません。
ただ、しんかい6500を運用するので、昨年のかいめいとは違いがあります
典型がこれでしょう。


IMG_1084

よこすかは、格納庫内にコンテナを搭載しています。
それも、2階部分です。

よこすかにはコンテナのサイズにもよりますが、最大でも6個しか搭載できないそうです。
船体はほぼ同規模のかいめいが10個以上も搭載できる点で、目的の違いを感じます。


コンテナ・オタクの伊牟田の戯言は、これくらいにしておきましょう。 

世界の環境保護団体で組織する「気候行動ネットワーク」は、地球温暖化対策の前進を
妨げている国を指す「化石賞」を、毎年 発表しています。
2017年は、1位は先進国各国、2位は単独の日本に授与されました。
先進国にも含まれる日本は、ダブル受賞となっています。

日本は、「化石賞」の単独受賞の不名誉を受けました。
日本政府が途上国向けに拠出した温暖化対策のための資金に、石炭火力発電所の
建設支援が含まれていることを理由としています。
日本が建設を支援する石炭火力発電所は、従来の石炭火力発電所よりも高効率です。
確かに、高効率の火力発電所の建設は、現実的な温暖化対策でしょう。
ただ、そんな生ぬるい対策が通用する状況ではなくなっているのです。


地球温暖化は、真の問題ではありません。
真の問題は、地球大気に二酸化炭素が増えていることなのです。
大気中に捨てられた二酸化炭素の一部は、温室効果を起こし、
また一部の二酸化炭素は海水に取り込まれ、海水の酸性化と酸欠を引き起こします。
日本は、2013年度に13億9500万トンの二酸化炭素を大気中に捨てました。
これを少しでも減らさないと、農産物も海産物も不足する時代がやってきます。
 
その時、私の食糧自給率向上のblogが脚光を浴びるのです。
きっと!
 

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