豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

                              いむたかつみ

彼女の演説に対して、賛否両論があるようです。
賛否の両方があること自体は健全な状態なのですが、中には彼女に対する中傷の類いもあるようです。
「16歳の考えに世界が振り回されたらダメだ」は良しとしても、「洗脳された子供」や「お嬢ちゃまがやってることが間違ってる」などと言う日本の有名人も居たと聞き、コトの本質を見抜けていない点も含めて、同じ日本人として恥ずかしくなります。

コトの本質と言えば、否定意見の中に地球の寒冷化を上げる方が少なくないことが気になります。


地球温暖化の最大の問題は何でしょうか?

気温が上がることでしょうか?
異常気象が増える
ことでしょうか?
生態系が破壊される
ことでしょうか?

他にも、様々な問題が予測されていますが、元凶を見落としていませんか?
元凶
を捉えていれば、寒冷化の話題は出てこないはずなのです。


そもそも、地球温暖化は大気中の二酸化炭素濃度が上昇したことによる様々な環境変化の一つにすぎません。

大気中の二酸化炭素濃度が上昇すると、温室効果が高まり、気温が上昇するというのが、地球温暖化のシナリオです。
つまり、元凶は、大気中の二酸化炭素濃度の上昇であり、地球温暖化ではないのです。

元凶
が見えてくると、複数ある一次の影響も見えてきます。
まず、地球温暖化です。
地球温暖化に伴う二次の影響として異常気象の増加があり、三次の影響として生態系への悪影響が懸念されるのです。
地球温暖化以外の一次の影響として、河川・湖沼・海洋の酸性化があります。
これも、二次的な影響として生態系への影響があります。
これ以外の一次の影響では、深海の無酸素化が懸念されています。

 二酸化炭素濃度の上昇 ┬ →地球温暖化   → 異常気象など → 生態系への影響
            ├ →海洋等の酸性化 → 生態系への影響
            ├ →深海の無酸素化 →・・
            :



地球が温暖化しているか、寒冷化しているか、重大ではないことがわかると思います。
問題の本質
である二酸化炭素の排出量削減しなければならないのです。
 

余談になりますが、地球の寒冷化の要因も、見ておきましょう。
寒冷化する要因として、私が思いつくものを列記します。

・地球の公転軌道の変化(数万年前まで続いた氷河期の原因とされる)
・温室効果ガスの減少
・反射能の増大(氷河の拡大やエアロゾルの増加などで太陽光の反射量が増える)
・太陽活動の低下(マウンダー極小期とそれに伴う寒冷化の要因とされる)

地球は寒冷化している」と叫ぶ方は、概ね、太陽活動の低下を指摘しています。
2000年以降の太陽活動は、マウンダー極小期に似た傾向にあることを根拠にしているようです。ですが、この間も地球の平均気温は上昇傾向を示しています。太陽活動の低下が一時的に気温の上昇を緩和することはあっても、全体としては地球温暖化は進行すると考えられます。
もう一つの問題は、マウンダー極小期は70年しか続かなかったことです。太陽活動が低下したとしても、極小期の終了後のことを考えるなら、二酸化炭素の排出量削減は欠かせないのです。





これとは別に、以下のようなTwitter記事を見かけたので、紹介しておきます。

トゥーンベリさんの演説で、ある人が残念そうに「原発には触れてないんだ」と。
「原発ゼロを求めても、日英独はともかく、米仏や経済発展が著しい中国、インドは
 まず応じない。問題が複雑になるのを避け、あえて言及しなかったのだろう」と私。


地球温暖化対策を考えると、原発は推進しなければなりません
原発に触れるとすれば、原発を停める方向にある各国に対して警告を発することになるでしょう。

Twitter主の意図は分かりかねますが、反原発=正義と勘違いしているように思えました。
原発事故の悲惨さを考え、反原発を訴える気持ちは理解できますが、原発事故のリスクよりも地球温暖化のリスクが重大だと考えるなら、原発推進=正義となりうることを理解すべきです。


私が、原発再稼働には賛成だが、新設には反対と言うのは、地球温暖化と原発の問題のバランスの中で導いた結論です。
反原発=正義と思いこまず、後世により良い地球を残す方法を考えるべきです。

トゥーンベリさんが訴えた本質部分未来の地球の姿のはずですから!

散歩してきました。
秋の気配は、あちこちで感じられました。
 
イメージ 1
 
ちょっと面白い取り合わせだと思ったので、パチリ!
これって、ひまわりではないですよね?
 
イメージ 2
 
これは、ハナミズキです。
日本が送った桜の返礼として、アメリカから寄贈されたのが、ちょうど100年前。
今では、街路樹でも良く見かけます。
私の街では、一週間くらい前から葉が色づき始めています。
(もう少し離れたところから見る方が、葉の色付きが分かりやすいのですが・・・)
 
イメージ 3
 
柿が、もうこんなに実っているんですね。
「風の谷」にも植えたいと思っているのですが、桃栗三年柿八年と言いますから、
気の長い話です。
 

サイトマップを更新し、全ての記事を目次で見ることができるようにしました。


サイトマップは、画面右のカテゴリーの最上段にあります。
(下図を参照ください)
サイトマップ1


サイトマップを選択すると、カテゴリーの目次一覧が表示されます。
ここで、見たいカテゴリーを選びます。
(下図では、「食糧自給率」を選択しています)
サイトマップ2


上記のように「食糧自給率」を選択すると、食糧自給率の目次が表示されます。
(下図を参照ください)
サイトマップ3


その中で、気になった記事(例えば「国民一人に必要な耕作面積」)を選ぶと、下記のように該当の記事が表示されます。

サイトマップ4




頑張って更新したサイトマップですが、一部で更新が完了していないカテゴリーがあります。また、作榮を優先してチェックを行っていないため、漏れやリンクミスなどがある可能性が残っています。
御了承ください。

なお、下記のカテゴリーは、今後もサイトマップに乗せる予定はありませんので、御承知おきください。

    お知らせ    罵詈雑言    日記


クジラが人類に提供する「生態系サービス」の価値は、
      1頭当たり200万ドル(約2億1500万円)!?


こんな試算を、国際通貨基金(IMF)の経済学者らが同基金の季刊誌
「Finance & Development」に発表したそうです。


内容は、以下の2点です。
1.クジラは、死骸が海底に沈むことで、炭素を海底に運び封じ込める。
2.クジラの糞が植物プランクトンを育てる一助となっている。


もう少し詳しく見てみましょう。

ヒゲクジラやマッコウクジラを含む「大型クジラ」は、脂肪やタンパク質の多い体内に何トンもの炭素をため込み、死んだあとは、炭素もろとも海の底へ沈むことで、数百年かそれ以上の間、炭素を海底に隔離しているとしています。
2010年の研究では、ヒゲクジラ類のうちシロナガスクジラ、ミンククジラ、ザトウクジラなど8種が、死んで海底に沈む際、合わせて毎年3万トン近い炭素を深海へ運んでいると推定されているそうです。もし、商業捕鯨が始まる前の水準までクジラの個体数を回復できれば、この炭素吸収量は年間16万トンまで増加するとも、推定しています。

また、深い海で採餌するクジラは、海面近くで排せつし、同時に窒素、リン、鉄などの栄養物を放出します。これが、植物プランクトンの成長を促し、CO2を吸収します。植物プランクトンが死ぬと、一部の炭素は死骸とともにマリンスノーとなって海の底へ沈んで行います。
別の2010年の研究では、南極海のマッコウクジラ12,000頭が、年間20万tの炭素を大気から海中へ取り込んでいるという報告が出されているそうです。
IMFのチャミ氏は、現在生息する世界中のクジラが海洋植物プランクトンを1%増加させると仮定し、クジラが死んだときに隔離される炭素量を、1頭あたりCO2換算で平均33トンとして、経済効果を算出しました。

すべて合わせると、クジラ1頭の生涯の価値は約200万ドルに相当し、全世界のクジラの合計で1兆ドル(約215兆円)と試算されています。
現在は、約130万頭に減少しているクジラを、商業捕鯨が始まる前の推定400万~500万頭まで回復させられれば、クジラだけで年間約17億トンのCO2回収できる計算になるとしています。



さて、これの真否ですが、生物の素人が書いた無茶苦茶な内容です。
著者は、IMF(国際通貨基金)の経済学者です。
生物の専門家ではなく、理系ですらないのです。
そのため、様々な思い違いをしています。

海洋では、生物の死骸は、多くが海面付近で消費され、残りが海底に沈みます。海底に沈んだ死骸は、底棲の生物によって食べられ、最終的には分解され、湧昇流によって海面に戻ります。
彼らの主張は、「クジラが減ったので、海底にもたらされる死骸の量が減った」との考えのようです。ですが、クジラが減った分、クジラに捕食されていた生物は生き残るので、これらの死骸がどうなるか、あるいはクジラに代わる捕食者の死骸はどうなるのか、無視されています。
これは、彼らの主張の根幹に関わる部分であり、それが無視されていることは問題です。

また、クジラ1頭あたりの炭素が33トンと見積もっていますが、これを基にクジラの体重を推定すると、140~150トンとなります。この大きさに該当するのは、シロナガスクジラだけです。シロナガスクジラの頭数は1万頭以下と推定されるので、彼らの言う130万頭の1%未満にすぎません。シロナガスクジラを主としていないことは確かです。
33トンは、大型のクジラの平均値に近いことから、『クジラの体重=炭素量』との間違いを犯したと推定されます。
また、『クジラが死ぬと、海面付近で消費されることなく一気に沈む』との考えも、間違いでしょう。
これらは、数値の信憑性に関わる部分ですが、『体重=炭素量』と考えるところは、素人と言わざるを得ず、数値を真に受けることはできません。

他にも、細かなところでは、『深い海で採餌する』は特定のクジラしか該当せず、全体として意味を持つのか、疑問があります。
深海で狩りをするのは、ダイオウイカなどを食すマッコウクジラが有名ですが、コククジラのように海底の泥と一緒に底棲の生物を取り込み、ヒゲで漉し摂るクジラもいます。ですが、大型のクジラの多くは、海面付近で採餌するので、『深い海で採餌して海面で排泄することで植物プランクトンの成長を促す』というのも、かなり無理があります。
更に、クジラの排泄物だけで植物プランクトンの1%も増加させるとしていることも、大いに疑問があります。
植物プランクトンへの栄養源の最大のものは、陸上からの供給です。「陸上の森が海を育てる」と言いますが、陸の影響が大きいことを表現する言葉です。実際、植物プランクトンを含む海洋生物の多くは、面積では10%未満に過ぎない沿岸部の浅い海に生息しています。
植物プラントンへのクジラの貢献度は、数字に出ないくらいにわずかと考えられます。

クジラは、水棲哺乳類ですから、非常に代謝が激しい動物です。体重に比べて採餌量が多いことから、クジラが減少すると、クジラに代わる捕食動物(主として魚類?)の総体重は、クジラを上回ると考えられます。そう考えると、クジラが居ない方が海底への炭素の供給が増える可能性もあるのです。
また、排泄物の量はほぼ採餌量に比例しますから、クジラが居なくても、それに代わる捕食動物の排泄物の総量は大きく変化しません。マンボウのように、時には深海に潜って採餌して浮上してくる動物もいて、深海(水深200m以上を指す)の有機物を表層に持ち上げる役割は、クジラ以外にも見られます。一部のクジラにしか見らない行動をクジラ全体の役割のようにするのは如何なものかとも思っています。



全体として、主眼は地球温暖化にはなく、反捕鯨にあるように感じます。
反捕鯨論者が、知恵を絞って無理矢理に地球温暖化と繋げた
というのが、私の感想です。

私は、地球温暖化に危機感を抱いており、低炭素社会を構築すべきと考えていますが、このような低レベルの主張を受け入れる気にはなれません。

スウェーデンの地球温暖化対策の運動家 グレタ・トゥーンベリさん16歳の国連・温暖化対策サミットにおける演説の和訳全文を掲載します。
演説は、2019年9月23日(ニューヨーク時間)に行われました。




---< 以下 演説全文 >---


私が伝えたいことは、私たちはあなた方を見ているということです。
そもそも、すべてが間違っているのです。私はここにいるべきではありません。私は海の反対側で、学校に通っているべきなのです。あなた方は、私たち若者に希望を見いだそうと集まっています。よく、そんなことが言えますね。

あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました。
それでも、私は、とても幸運な1人です。
人々は苦しんでいます。
人々は死んでいます。
生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。
なのに、あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね。

30年以上にわたり、科学が示す事実は極めて明確でした。
なのに、あなた方は、事実から目を背け続け、必要な政策や解決策が見えてすらいないのに、この場所に来て「十分にやってきた」と言えるのでしょうか。
あなた方は、私たちの声を聞いている、緊急性は理解している、と言います。しかし、どんなに悲しく、怒りを感じるとしても、私はそれを信じたくありません。もし、この状況を本当に理解しているのに、行動を起こしていないのならば、あなた方は邪悪そのものです。
だから私は、信じることを拒むのです。
今後10年間で排出量を半分にしようという、一般的な考え方があります。しかし、それによって世界の気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は50%しかありません。

人間のコントロールを超えた、決して後戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。50%という数字は、あなた方にとっては受け入れられるものなのかもしれません。
しかし、この数字は、ティッピング・ポイント(※1)や、変化が変化を呼ぶ相乗効果、有毒な大気汚染に隠されたさらなる温暖化、そして公平性や気候正義(※2)という側面が含まれていません。この数字は、私たちの世代が、何千億トンもの二酸化炭素を今は存在すらしない技術で吸収することをあてにしているのです。
私たちにとって、50%のリスクというのは決して受け入れられません。その結果と生きていかなくてはいけないのは私たちなのです。
IPCCが出した最もよい試算では、気温の上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は67%とされています。
しかし、それを実現しようとした場合、2018年の1月1日にさかのぼって数えて、あと420ギガトンの二酸化炭素しか放出できないという計算になります。
今日、この数字は、すでにあと350ギガトン未満となっています。これまでと同じように取り組んでいれば問題は解決できるとか、何らかの技術が解決してくれるとか、よくそんなふりをすることができますね。今の放出のレベルのままでは、あと8年半たたないうちに許容できる二酸化炭素の放出量を超えてしまいます。
今日、これらの数値に沿った解決策や計画は全くありません。なぜなら、これらの数値はあなたたちにとってあまりにも受け入れがたく、そのことをありのままに伝えられるほど大人になっていないのです。
あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています。未来の世代の目は、あなた方に向けられています。
もしあなた方が私たちを裏切ることを選ぶなら、私は言います。
「あなたたちを絶対に許さない」と。

私たちは、この場で、この瞬間から、線を引きます。
ここから逃れることは許しません。世界は目を覚ましており、変化はやってきています。あなた方が好むと好まざるとにかかわらず。

ありがとうございました。

 ※1 ティッピング・ポイント:気候変動が急激に進む転換点を意味する。
 ※2 気候正義       :気候変動を引き起こしているグループと気候変動の影響を受けるグループが
                異なることに起因する不公平を是正することを正義とする考え。



---< 以下 原文 >---

My message is that we'll be watching you.
This is all wrong. I shouldn't be up here. I should be back in school on the other side of the ocean. Yet you all come to us young people for hope. How dare you!
You have stolen my dreams and my childhood with your empty words. And yet I'm one of the lucky ones. People are suffering. People are dying. Entire ecosystems are collapsing. We are in the beginning of a mass extinction, and all you can talk about is money and fairy tales of eternal economic growth. How dare you!

For more than 30 years, the science has been crystal clear. How dare you continue to look away and come here saying that you're doing enough, when the politics and solutions needed are still nowhere in sight.
You say you hear us and that you understand the urgency. But no matter how sad and angry I am, I do not want to believe that. Because if you really understood the situation and still kept on failing to act, then you would be evil. And that I refuse to believe.
The popular idea of cutting our emissions in half in 10 years only gives us a 50% chance of staying below 1.5 degrees [Celsius], and the risk of setting off irreversible chain reactions beyond human control.

Fifty percent may be acceptable to you. But those numbers do not include tipping points, most feedback loops, additional warming hidden by toxic air pollution or the aspects of equity and climate justice. They also rely on my generation sucking hundreds of billions of tons of your CO2 out of the air with technologies that barely exist.
So a 50% risk is simply not acceptable to us — we who have to live with the consequences.
To have a 67% chance of staying below a 1.5 degrees global temperature rise – the best odds given by the [Intergovernmental Panel on Climate Change] – the world had 420 gigatons of CO2 left to emit back on Jan. 1st, 2018. Today that figure is already down to less than 350 gigatons.
How dare you pretend that this can be solved with just 'business as usual' and some technical solutions? With today's emissions levels, that remaining CO2 budget will be entirely gone within less than 8 1/2 years.
There will not be any solutions or plans presented in line with these figures here today, because these numbers are too uncomfortable. And you are still not mature enough to tell it like it is.
You are failing us. But the young people are starting to understand your betrayal. The eyes of all future generations are upon you. And if you choose to fail us, I say: We will never forgive you.
We will not let you get away with this. Right here, right now is where we draw the line. The world is waking up. And change is coming, whether you like it or not.

Thank you.




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 地球サミットの「世界が沈黙した」6分間の演説は、こちら(リンク)


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