豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

世界水フォーラムでは、各国の深刻な水資源事情を報告したことがあります。
地球温暖化による海面上昇や、氷河の衰退により、水の確保が難しくなり始めています。
地球上の水の内、97.5%が海水のため、蒸溜しなければなりません。
現実的には、利用が難しい水です。
更に、水全体の40分の1しかない淡水も、大半は南極にあり、
実際に利用可能な水は全体の0.01%程度とされています。

日本は、飲料水はなんとか安定供給できていますが、
仮想水の考えでみると、世界最大の水輸入国とも言えます。


他人ごととはせず、食料自給率の向上をめざさなければなりません。

記録にある1901年以降の帯広の4月に夏日(25℃以上)になった回数を調べてみました。
 
過去、帯広で4月に夏日になったのは、以下です。
・1909年 1回
・1923年 1回  ・・・14年ぶり
・1959年 1回  ・・・36年ぶり
・1967年 1回  ・・・ 8年ぶり
・1987年 1回  ・・・20年ぶり
・1997年 1回  ・・・10年ぶり
・1998年 1回  ・・・  <連続>
・2001年 1回  ・・・ 3年ぶり
・2003年 1回  ・・・ 2年ぶり
・2009年 1回  ・・・ 6年ぶり
・2014年 3回  ・・・ 5年ぶり
・2015年 1回  ・・・  <連続>
・2018年 2回  ・・・ 3年ぶり


 
少しまとめてみましょう。
1901年から1950年までの50年間には、2回だけです。
1951年から2000年までの50年間には、5回に増えます。
2001年から2018年までの18年間では、8回です。
 
10年毎に夏日の回数をまとめたものをグラフにしてみました。
 
 


誰がどう見たって、4月の夏日が急激に増えていることが分かります。
 
フェーン現象による高温は、昔から何年かに1度の割合で発生します。
ですが、高温の程度は相対的なものであり、ベースの気温が温暖化で上昇しているため、夏日の頻度が増えているのです。
 
 
ちなみに、真夏日は、1998年と2015年の2回だけです。
どちらも、ここ20年のことです。
 

バイオ燃料の生産効率について調べていて、こんな資料に行きつきました。
 
静岡大学の松田智准教授が公開されている資料のようです。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ilcaj/2007/0/2007_0_85/_pdf

資料の中にもありますが、米国産のトウモロコシでみると、栽培や流通などに投じたエネルギーとバイオ燃料から取り出せるエネルギは、ほぼイコールです。
もちろん、サトウキビからバイオ燃料を取り出す場合は、投じたエネルギの3~7倍のエネルギを取り出せますが・・・
 
 
この数字を見ると、農産物の生産には、莫大なエネルギが必要なことが分かります。
熱量が多いトウモロコシでも、投じたエネルギと同量のエネルギしか得られません。
熱量の小さな野菜類は、大量のエネルギを投じても、少しの野菜しか採れないのです。
「豊葦原中津谷」では、できるだけ化石燃料を使わない農業を狙っていますが、本当にできるのか、心配になります。

冬の間、少し収まっていた地球温暖化の話題は、桜の季節と共に復活の兆しです。
これから、気温の上昇と共に、地球温暖化の話題は熱くなっていくのでしょう。
そして、気温が下がり始めると、勢いを少しずつ失っていくのです。
 
それなら、地球温暖化も、温暖化対策をしても、勢いを失うのに時間が掛かるのでは?
 
そう思い、計算してみました。
 
 
地表付近の気圧は、1kgf/cm² です。
これは、その上に1kg分の大気があると言うことです。
地球の表面積は、約510兆m² ですから、大気の総重量は、約5100兆tです。
二酸化炭素は、容積比で400ppm(10000分の4)ですが、
重量比では、大気は29g/molですが、二酸化炭素は44g/molなので、
重量比では、10000分の6くらいです。
これを元に大気中の二酸化炭素の総重量を求めると、約3兆1000億tです。
 
二酸化炭素は、産業革命以前は280ppmでしたが、今は400ppmです。
なので、減らすべき二酸化酸素の量は、全体の30%となります。
重量では、9300億tも二酸化炭素を減らさなければならないのです。
 
さて、自然界は、年間114億tの二酸化炭素を吸収できます。
9300億tの二酸化炭素を吸収するのに、なんと80年以上もかかる計算です。
仮に、今から二酸化炭素をいっさい出さないように変えても、
80年間は温暖化が進んでいくのです。
今日、産まれた赤ちゃんも、一生、地球温暖化に苛まれ続けることになるのです。
それは、「今から二酸化炭素を一切出さなくなったとしても・・・」なのです。
 
恐ろしいことです!!

九州・沖縄の地球温暖化傾向を調べてみました。

 
九州・沖縄で1900年以前から気象観測している7地点を南から選びました。
その7地点について、月毎の温暖化傾向の偏差を計算してみました。
下のグラフは、7地点の月毎の温暖化傾向の偏差値です。
 
イメージ 1
 
全ての地点で、非常によく似た傾向を示しています。
傾向の類似性は、北海道以上です。
 
下のグラフは、7地点の偏差値を平均化したものです。
 
イメージ 2
 
なぜ、このような傾向を示すのか、コメントする実力が私にはありませんが、
北海道と明らかに違う傾向を示している点は、注目に値すると思います。
 
下のグラフは、北海道と九州・沖縄を並べたものです。
 
イメージ 3
 
並べると、両者の違いが分かります。
この違いを作り出しているのは、温室効果ガスなのでしょう。
 
 
最後に、
今回の観測地点14か所(グラフ化は13地点)の全てで気温は上昇していました。
この結果を見ると、
温暖化懐疑派の主張は、私には詐欺師の虚妄と同じレベルに聞こえます。
 

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