新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

農作業の記録に、工程管理を応用し、実績を残そうと目論んでいます。
そのために、工程管理ツールを自作しようと考えています。
 
前回、工程管理ツールは、プロジェクト、タスク、イベントで構成するとしました。
今回は、プロジェクト、タスク、イベントの入力項目について考えます。
 
 
まず、プロジェクトです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト<省略可>
2.プロジェクト名
3.優先度
4.発生日(開始日)
5.日限 (最終日)
6.依頼元     <省略可>
※全てのタスクとイベントは、所属するプロジェクトの優先度に支配されます。
 
 
次は、タスクです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト
2.処理順(自動生成の予定)
3.タスク名
4.成果物
5.予想作業時間
6.作業開始予定日<省略可>
7.日限
※作業開始予定日を省略した場合は、所属プロジェクトの発生日を使用する。
 
 
最後は、イベントです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト
2.イベント名
3.主催者
4.招待者<省略可>
5.開始日時
6.終了日時
 
 
これをベースに、優先度管理を行っていこうと思います。
 

「自給自足型農業を数年後に始める」と宣言した私ですが、農業経験は皆無です。
常識ある方々は、「伊牟田勝美は愚か者だ。素人ができるほど農業は甘くない」と
おっしゃるでしょう。
まったく、その通りでしょう。
 
そこで、私が経験するであろう事柄を正確に記録することが大切になると思います。
では、どうやって経験を記録するべきでしょうか。
 
私は、工程管理の方法を利用し、工程の実績を残すことを考えています。
そのために、工程管理のツールを自作してみようかなと考えています。
 
 
今回は、基本構造について考えてみました。
 
まず、タスクです。
タスクは、成果物を日限までに完成させる作業のことです。
農作業の一つ一つは、タスクです。
例えば、田植えはタスクです。成果物は、田植えを終えた水田となります。
 
次は、イベントです。
イベントは、日付が決まった催事のことです。
農作業では、農業用水の通水開始日のように、日付が動かない催事が該当します。
ビジネスの会議や客先訪問が、イベントとなります。
 
最後は、プロジェクトです。
プロジェクトは、タスクとイベントの集合です。
稲作は、プロジェクトです。
代掻きや田植え、稲刈り等は、タスクです。
収穫祭は、イベントです。
 
プロジェクトの下には、複数のタスクがありますが、イベントは1件のみとします。
更に、プロジェクトの下には、複数の子プロジェクトもあり得ます。
例えば、稲作のプロジェクトの中に「草刈り」の子プロジェクトを置きます。
この子プロジェクトには、草刈り1回目、草刈り2回目等を含めます。
 
例を、模式的に記述すると、以下のようになります。
 
 親プロジェクト
  ├タスク1
  ├子プロジェクト1
  │ ├タスク11
  │ └イベント11
  ├子プロジェクト2
  │ ├タスク21
  │ └孫プロジェクト21
  │   ├タスク211
  │   └イベント211
  ├タスク2
  ├タスク3
  └イベント1
 
 
こんな感じで、工程管理のツールを考えていきたいと考えています。
 

国土交通省は、限界集落維持のためのコストについて、具体的な検証を始めています。
 
調べたわけではありませんが、どう考えても「風の谷」は限界集落のはずです。
政府としては、「コンパクトシティ」を形成して、過疎地の住民を一ヶ所に集めることで効率を上げたいと目論んでいます。
集落を維持するためには、道路、上下水道や電力等のハード面、ゴミ収集等のソフト面のインフラを継続していく必要があります。
また、過疎の集落は農業を主な産業としているケースが多いので、農業用水や倉庫など農業基盤も必要となります。
 
ただ、「コンパクトシティ」を形成すると、過疎地の荒廃は回復不可能なところまで行くでしょう。
「風の谷」も、電気や道路を維持してもらえないなら、住み続けることはできないし、自給のための農業も不可能になります。
つまり、「コンパクトシティ」を進めるということは、「風の谷」を潰しにかかることと同義になりかねません。
 
「コンパクトシティ」で利益を得るのは、ゼネコン関係でしょう。
地域拠点に集約するために、移転費用を含め様々なコストがかかります。
このコストは、ゼネコン等に支払われることになります。
また、荒廃した土地をメガ・ソーラー等に再利用する時、利益の全てをゼネコンや大手企業が吸い取ってしまう可能性もあります。
 
こんな状態になった後に食糧難になれば、「コンパクトシティ」に住んでいても食糧を自給できないので、大都市と同じ飢餓に見舞われることになり、「コンパクトシティ」の継続自体も行き詰まる可能性があります。
 
 
やはり、根本的な過疎対策が必要なんでしょう。
過疎対策の基本は、仕事を作ることです。
なぜ、大都市圏には仕事があり、過疎地帯には仕事がないのか、深く考えてみる必要がありますね。
 

あるニュースの中に、
「古い時代の物にも知恵があるのに、現代人はそれを忘れていないだろうか」との
趣旨のコメントがありました。
続けて、「今、石器を作れる人がどれくらいいるだろうか」とありました。
 
 
例えば、自然災害によって孤立してしまう事があります。
電気や水道まで止まると、事実上の原始生活に戻ってしまっています。
 
「風の谷」は、西と東の両方に抜ける道があります。
そのお蔭で、多少の自然災害では孤立する心配はありません。
ですが、もしも道路を寸断されて孤立し、かつライフラインも止まると、
都会と同様、生き残るのは簡単ではありません。
 
石器を作れば解決するわけではありませんが、
こんな状況でも生き残る術、昔の知恵を知っていても損はありませんよね。
 
 
 
ところで、あなたは石器を作れますか?
 
まず、材料となる石を見つける事が出来ますか?
旧石器では、黒曜石や頁岩を使いますが、どんな場所で採れるか知っていますか?
それ以前に、黒曜石や頁岩と、他の石と、見分けがつきますか?
 
どうやって加工するか、分かりますか?
旧石器は打製石器ですので、基本的には叩いて加工するのですが、
正確には叩いて作るのではなく、押し割るように加工していく事を知っていますか?
 
「石器ぐらい作れるよ」
そう思っていたかもしれませんが、意外に難しいでしょう!
旧石器でも、これくらい難しいのです。
新石器(磨製石器)は、御自分で調べてみてください。
 

「風の谷」の肥料は、堆肥を使う事しか考えていませんでした。
堆肥の作り方さえ知らない私が偉そうに言うことではありませんね。
ところで、産業廃棄物を肥料として再利用する動きがあるようです。
 
味の素では、調味料の「味の素」を製造する過程で生まれる発酵液を利用して、
「機能性肥料」を生産しています。
サトウキビの糖蜜などを発酵させて「味の素」を生産するそうですが、製品の
3倍以上の発酵液などの副産物が生じます。
これをサトウキビ畑に有機肥料として還元しています。
 
ただ、発酵液をそのまま肥料として使用するには、重量が重すぎる等の欠点が
ありましたが、それを改善し3年前から商品化しています。
それが、核酸肥料「アミハート」とアミノ酸肥料「アジフォル・アミノガード」
です。
これらの機能性肥料を使用すると、化学肥料や農薬の使用を抑える事ができる
そうです。
 
「風の谷」でも、使用を考えてみようかと思っています。

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