豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

NASAは、43億年前の火星には海が広がっていたという推定を発表しています。
43億年前に存在していた水量は、少なくとも2000万km³にも及び、
低地となっている火星の北半球に広がり、表面積の19%を占めていたとそうです。
場所によっては、深さ16000mに達したと推定しています。
推定は、ヨーロッパ南天天文台の超長基線望遠鏡(VLT)とハワイのケック天文台、
NASAの赤外線観測施設による観測結果から得た火星表面の水と重水の比率や、
45億年前の火星由来の隕石等から、太古に存在した水の量を推定したそうです。
 
 
さて、火星の19%を覆った水はどこに行ったのでしょうか。
NASAの推定では、87%が蒸発し、残りは両極の氷として残っているそうです。
つまり、今の火星に残っている水は、260万km³だけです。
地球上の水は、14億km³と言われていますから、0.2%にも満たない量です。
火星の脱出速度は地球の半分以下ですから、地球よりも水蒸気を失いやすいのです。
 
当blogでは、以前に火星のテラフォーミングに触れています。
 
この時にも、過去の火星について研究する必要性を書いています。
「テラフォーミングをしたら、火星の極冠の水も失いました」では、笑えませんから!

日本の末期症状は、深刻なようです。
民度も、科学も、近隣のアジア諸国との比較なら優位性があるかもしれません。
ですが、先進国との比較ならどうでしょう。
また、他国との比較ではなく、本質的に優れていると言えるのでしょうか。
 
例えば、エスカレータを歩く行為です。
エスカレータは、歩くようにできていません。
確かに階段状ですが、階段状にしている目的は、連続的に人を運ぶためであって、
歩くためではありません。
建築基準法で審査すると、エスカレータは階段からかけ離れた仕上がりです。
階段状であっても、到底、階段とは呼べない代物なのです。
 
エスカレータは階段ではないので、安全上の注意事項があります。
一例として、
エスカレータを利用する際、幼児は中央に乗せるようになっています。
 
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幼児を中央に乗せる理由は、ベルトの隙間に指や髪を巻き込むことを防ぐためです。
ですが、
歩く人のために右(or左)を空けるためには、幼児を端に寄せることになり、
ベルトの隙間に指や髪を巻き込む危険性が高まります。
 
他には、エレベータでの転倒事故が後を絶たないことから、
ポスターや案内放送などで、エスカレータでは歩かないように指導しています。
 
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ところで、
エスカレータを歩く事は、厳密には法律に抵触することを御存知でしょうか。
エスカレータは歩くようには作られていないので、
これを歩くことは目的外利用となるのです。
先に述べているように、
本来は中央に乗せるべき幼児がベルトに巻き込まれる事故があれば、
民事でも責任を問われるかもしれません。
 
それでも、エスカレータを歩く人が居る現状をみると、
日本の民度なんてタカが知れてると思えてしまうのです。
 
自国の民度を自慢して、このレベルに留まってしまうのではなく、
更なる高みへと歩を進めようではありませんか。
 

最近の日本は、文明国の末期症状を呈しているように思います。
 
巷では、目に余るほど、自画自賛が氾濫しています。
政治家も、行政も、マスコミも、ネット上の書き込みまで、
「日本は素晴らしい」
の連呼です。
 
国民の民度は高くなっているようですが、自慢するほどではないでしょう。
科学技術だってそうです。
確かに低いレベルではありませんが、
科学でも民度でも、比較対象が世界のトップレベルとの比較ではなく、
途上国との比較では、何の意味もありません。
 
問題は、
自画自賛は自らの成長を止めてしまう事です。
 
もっと本質を見つめ、成長を続けていけるようにしていきましょう。
 

これに対する反論は、半t月前にしています。
同じように、
「今は出来なくても、将来は科学技術が発達し、必ず出来るようになる」
というのがあります。
実は、
どんなに科学技術が発達しても、永久に実現出来ない
ものも、あるのです。
 
技術的な限界は、技術の発達と共に越えていくことが可能です。
ですが、物理的な限界は、越えることは出来ないのです。
そして、
一般の方は、それを理解していない場合がほとんどであるように見えます。
 
少し科学に興味がある方は、
「光より速くなれない」
という相対性理論によって示されたものを思い出されるでしょう。
それも、物理的な限界の一つです。
 
他にも、身近なところでは、こんな例もあります。
「A市から100km離れたB市まで、時速100kmで1時間で行ける。
科学技術が進歩すれば、時速100kmでも30分で行けるようになる」
こんな事は、あり得ませんよね。
誰でも分かる物理的な限界によるものです。
 
もちろん、
「科学技術が進歩すれば、時速200kmになり、30分で行けるようになる」
との指摘は分かります。
ですが、時速100kmでなければならない場合もあるのです。
例えば、
「時速100kmなら急カーブでも人は潰れないが、時間がかかる。
時速200kmなら早く着くが、急カーブの遠心力が4倍になり潰れてしまう」
技術がどれほど発達しても、
物理法則による限界(遠心力)を越える事はできないのです。
 
こんな事を言うと、
「物理法則も新しい法則が次々と見つかってきたではないか!
今の法則が正しいと考えるのは間違っている」
と指摘されてしまいます。
確かに
今、人類が知っている物理法則は、もしかしたら間違っているかもしれません。
ですが、
物理法則は、実験や観測で立証されているので、大きな間違いはないでしょう。
少なくとも、私たちが感じられる世界で差がでるような発見は、ないと思います。
 
例えば、
ニュートンの物理法則は、アインシュタインの相対性理論で書き換えられました。
でも、通常の生活では、ニュートンの物理法則で充分なのです。
相対性理論では、
「運動する物体の時間は、静止している場合より遅くなる」というのがあります。
仮に、私が1時間の散歩に出かけたとします。
1時間後に帰宅した時、私の腕時計は相対性理論が示すように遅れている筈ですが、
パソコンで計算しようとしても有効桁数を超えるほど微小な遅れでしかないのです。
新しい物理法則が見つかったとしても、
実生活においては、今までの物理法則を覆すような違いは現れないでしょう。
 
 
さて、最後に希望を語りたいと思います。
現在の物理法則は、我々の宇宙の誕生の瞬間に決まったそうです。
将来、宇宙誕生直後の素粒子発生の仕組みが解明され、
物理法則がどのような仕組みで生まれるのか分かったなら、
是非とも、その発見者の公開講座を聞いてみたいものです。
 
楽しみです。
 

2012年2月20日、大林組が宇宙エレベータ建設構想を発表しました。


私も宇宙エレベータのケーブル強度について計算したことがありました。
私の計算では、最も強いピアノ線より150倍以上の強さが必要だとわかりました。
ケーブル素材として有望とされるカーボンナノチューブも、ピアノ線の30倍程度の
強度しかありません。
作り出せる長さも、まるで足りません。
残念ながら、大林組の夢の実現性は、現時点では難しいようです。
 
ところで、専門家の計算では、ケーブルの強さは、ピアノ線の180倍だそうです。
私の計算よりも少し大きな数字になっています。
私の計算では、安全係数もクライマーの重量も含めていませんでした。
早い話、風が吹いただけで切れるレベルです。
専門家の計算には、安全係数やクライマーの重量が含まれているかもしれません。
私との差は、その部分かもしれません。
 
 
さて、ケーブルのハードルは高そうですが、それ以外の部分は研究が進んでいます。
その一つが、クライマーの開発でしょう。
2009年から開催されている宇宙エレベータチャレンジは、気球で高度1200m
まで釣り上げたテザー(ケーブル)を自力で登っていくクライマーを競う大会です。
宇宙エレベータは、軌道ステーションまで約36000kmもあります。
これを現時点の世界最速エレベータで登っても、到着まで3週間もかかります。
また、ケーブルでゴンドラを引き上げる通常のエレベータとは違い、
宇宙エレベータは自力でケーブルを手繰って登っていかなければなりません。
それで、研究と周知の目的で、宇宙エレベータチャレンジは開かれています。
 
ケーブルの材質や形状が決まる前から、そのケーブルを上るクライマーの研究を
行うのは少々気が早い気がしますが、大会自体はたいへん楽しそうです。
今から、今年の大会が楽しみです。
 

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