新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

遺伝子組み換え作物のメリットは、基本的に生産者側にあります。
それを持って、消費者側にはデメリットだけであるかのように報じられています。
ただ、科学的とは言える議論は伝わってきていないように感じます。
 
私は、自給自足を目指しているので、生産者であり、同時に、消費者でもあります。
つまり、どこにメリットがあっても、どこにデメリットがあっても、自分に返ってくる立場です。
 
さて、本題です。
遺伝子組み換え作物のメリットは何でしょうか。
 
一つ目に、害虫被害が少ないことです。
二つ目に、除草剤耐性を持たせられることです。
三つ目は、任意の栄養価を高める事ができることです。
 
これらの機能の組み合わせにより、二次的なメリットがあります。
害虫駆除や除草の手間が減るので、生産コストが下がります。
病害虫被害が減るので、生産量が増えます。
使用する農薬が減るので、安全性が向上します。
 
 
ここまでみると、良いことづくめです。
でも、本当にそうなんでしょうか。
もう少し踏み込んでみたいと思います。
 

まずは、このテーマで何回か書くことになるでしょう。
 
遺伝子組換え作物と言うと、多くの方が「危険」と思うのではないでしょうか。
危険」の根拠は、「遺伝子組換えを行っているから」というところでしょう。
では、「遺伝子組換えは、なぜ危険なのか」と問われると、誰も答えられません。
ただ、漫然と「遺伝子組換え = 危険」と考えているだけではないでしょうか。
 
かく言う私も、似たようなレベルです。
 
ですが、遺伝子組換え作物は、食糧自給率向上には欠く事のできないものです。
「風の谷」でも、導入を考えざるを得ない時期が来るでしょう。
ならば、一歩ずつでも遺伝子組換え作物の真実に近付く努力をするべきでしょう。
 
 
例によって、シリーズで書いて行こうと考えています。
 

一向に開谷の気配もないままに、作付面積が先走っています。

まさに頭でっかちですね。

でも、これを続けます。

次回からは、作付品種に対する考えについて、書き連ねていく予定です。


不足栄養素の第七弾で、最終弾になります。
 
最後の不足栄養素は、ビタミンCです。
国内の主な農産品食材では、ビタミンCは必要量の7~9割を摂取できます。
ただ、男女差は大きく、男性は必要量の93%、女性は必要量の72%となります。
これは、数字のマジックによるものです。
厚労省では、男女共に600mg/日を摂取すべきとしています。
これに対して、摂取熱量は、男性は2600kcal/日としているのに対し、
女性は2000kcal/日となっているので、男性と同じ食材を食べると、
女性は食べる量が少なくなるので、ビタミンCの摂取量が少なくなってしまうのです。
厚労省の指針は目安ですので、この差は気にする必要はないでしょう。
 
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ビタミンCを多く含んでいる食材は、タマネギ、キャベツ、小松菜等です。
上記以外では、アセロラがダントツに多い他、海藻類にも多く含まれています。
 
女性を基準に、「風の谷」の中で必要量のビタミンCを得るためには、キャベツの
作付面積を2.5倍にすれば足ります。
ただ、キャベツをたくさん食べるためには、料理法も考える必要がありますね。
 

不足栄養素の第六弾です。
 
今日は、ビタミンBです。
国内の主な農産品食材では、ビタミンBの必要量の4分の3を摂取できます。
 
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主に含まれている食材は、大豆、レンコン、シイタケ等です。
ただ、「風の谷」ではレンコンを栽培する予定はありません。
農産物以外でビタミンBを多く含んでいる食材は、レバー、ウナギ、ヒジキ等が
ありますが、これらは食糧事情が悪化すると入手が困難になる可能性があります。
 
ビタミンBは、「風の谷」の中で自給するのが良さそうです。
カルシウムでも大豆の作付面積を増やす必要があるので、ビタミンB2も大豆で
カバーしようと思います。
必要量のビタミンBを摂取できるためには、大豆の作付面積を2倍にする必要があります。
 

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