新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

今回の主題も桜の開花予想ですが、
全く関係ないように見える円錐軌道について、簡単に書いておこうと思います。
 
円錐軌道とは、主星の周りを回る衛星軌道のことです。
なぜ円錐軌道と言うのでしょうか?
それは、衛星軌道は、円錐を輪切りにした際の断面形状と同じになるからです。
 
例を図示してみましょう。
 
イメージ 1
 
円錐を水平に輪切りにすれば、その断面は真円となります。これが円軌道です。
円錐を少し斜めに輪切りにすると、楕円軌道になります。
円錐を斜面と並行に切ると、放物線軌道になります。
絵にはありませんが、更に垂直に近い角度で円錐を切ると、双曲線軌道になります。
 
 
さて、なぜ桜の開花と全く関係のない円錐軌道を持ち出したかと言うと、
最小二乗法で近似する際の方程式に困ったからです。
 最小二乗法では、偏微分をする必要があります。
季節変化は、円のように毎年同じように変化します。
これを方程式で表すと、正弦曲線になるのですが、
その係数で偏微分を行っても、式が一つしかできないので、
複数の係数を解くための連立方程式を作ることができないのです。
(少なくとも、私の数学力では・・)
 
そこで、正弦曲線を他の式で置き換える事は出来ないかと考え、
円錐軌道の一つである放物線軌道に目を付けたのです。
放物線軌道は、二次式で表されます。
これが、私には都合が良いのです。
この先のステージでは、正弦曲線を置き換えた方程式は、
積分した上で一般解を求めることになりそうなので、
二次式なら、積分した三次式をカルダノの公式が使え、一般解を求められます。
(本当は、融通が利く数値解を求める方に傾きつつあるのですが・・)
 
 
このような、私の数学力の低さ故の問題もあり、
円錐軌道を引っ張り出してまで、
何とか簡単できないかと、思案しているところなのです。

前回は、平均気温が7.8℃を超えた日を起点に、
「平均気温(絶対温度)の累積値が4730Kに達した日に桜が開花する」
と言ってしまいましたが、
ちょっとおかしいことに気付いてしまいました。
 
4730Kと言うことは、
7.8℃が続いたとして、16日程度で桜が開花することになります。
でも、20℃が続いたとしても、16日程度で桜が開花することになります。
桜の開花は、気温に敏感なことが知られていますが、
その事実と相容れないことが分かります。
 
ちょっと見直す必要がありそうです。
 
と言うわけで、本日は、このグラフをお見せしましょう。


東京・札幌 桜開花前の累積気温の差

このグラフを見ると、
桜開花前の1週間は、東京でも札幌でも同じような気温だと分かります。
 
こちらの方が、桜の開花への影響が大きい可能性もあります。




湯島天神の梅が咲いたそうです。
どうやら、ここ数日の異常な暖かさが要因の一つのようです。
元旦に、湯島天神を参拝した際、梅の蕾が膨らんでいたので、『もしかすると狂い咲きするかも』と思っていましたが、本当に咲いてしまいました。

この暖かさは、桜の開花時期に影響するかというと、当ブログの『サクラ開花予想 第五弾』で書いたように、日平均気温が7.8℃を超えてからの累積気温で決まるので、現時点では桜の狂い咲きはないと思います。
ただ、日平均気温が7.8℃を下回らなければ、ソメイヨシノは咲かないので、温暖化に加え、暖冬が重なると、ソメイヨシノは咲かなくなってしまうかもしれません。
ソメイヨシノの南限に近い鹿児島市では、近年、この気温を下回らない日が増えており、実際、ソメイヨシノの開花が不安定になっているそうです。

頑張って『サクラの開花予想』を行っていますが、遠くない将来、北海道や東北だけしか関係がない情報になってしまうかもしれませんね。

前回は、開花までの累積気温が4000Kから10000Kくらいで、東京の桜開花と札幌の桜開花のグラフが交差することを突き止めました。
その時の気温は、5℃から8℃くらいでした。
ただ、各年の差があり、正確に決めることができませんでした。
 
今回は、1953年から2013年までの71年分のデータを用いて、各年の桜開花日を起点に、71年分の平均気温と累積気温の関係をグラフにしてみました。
それが、次のグラフです。

桜開花予測解析トータルグラフ5-1


さすがに、71年分の平均ですので、かなり滑らかなグラフになりましたが、交差する辺りでは東京と札幌のグラフが接近しているので、正確な値を読み取ることは難しいところです。
そこで、三次式の最小二乗法を用いて、近似することにしました。

桜開花予測解析トータルグラフ5-2


なぜ、三次式を用いたかは、次回以降に持ち越すとして、上のグラフを見てわかるように、完璧ではないにしてもマズマズの近似ができていることがわかります。
特に、東京のグラフと札幌のグラフが交わる辺りは、かなりいい感じです。
そこで、実績線を消して近似式の線のみとし、交点をわかりやすくしてみました。

桜開花予測解析トータルグラフ5-3




このグラフの交点は、およそ4730K、7.8℃付近にあります。
誤差は、かなりあるだろうと思います。
当然、検証すべきですが、今回は、実際の進度とほぼ同じペースでblog公開を行っているので、最後まで一気に進めた後で検証を行うことにすることにします。
 
桜の開花の法則は、今回で終了とします。
ここまでの結論は、以下です。
 
桜は、
平均気温が7.8℃を超えた日を起点に、
日々の気温(絶対温度)の累積値が4730Kに達した日に、
開花する。


サクラの原産国は、どこだと思いますか?

バラ科 モモ亜科 スモモ属 サクラ亜属の原産国は、中国のヒマラヤ付近とされています。 
一方、韓国文化庁や韓国国立山林科学院暖帯山林研究所によると、サクラの原産国は韓国の済州島だそうです。

日本人にとって、桜の代表はソメイヨシノですが、河津桜や八重桜、緋寒桜、山桜など感心がある桜はいくつもあります。
これらは、バラ科 モモ亜科 スモモ属 サクラ亜属に属する桜です。
従って、大元の原産国は、ヒマラヤです。

ただ、桜は自家不和合性と呼ばれる雑種を作りやすい性質を持ちます。
桜の雑種の代表格が、ソメイヨシノです。
遺伝子解析から、ソメイヨシノは、エドヒガンの遺伝子が47%、オオシマザクラが37%、ヤマザクラが11%、不明な遺伝子が5%だと、判明しています。
また、ソメイヨシノはめったに種を作ることはありません。
これは、雑種の特徴です。
稀にできるソメイヨシノの種を基にした研究では、エドヒガンとオオシマザクラの特徴が連続的に出ており、主としてこの2種がソメイヨシノの祖先だろうと推定されています。



さて、おかしいですね。
韓国の政府筋で「サクラの原産国は韓国!」と言っていましたね。
韓国が言う「サクラ」って、なに???

韓国の済州島には、王桜と呼ばれるサクラがあるそうです。
日本名は、エイシュウザクラです。
エイシュウザクラは、1908年にフランス人によって採集され、1912年に新種であることがドイツ人によって確定したサクラです。
韓国政府は、「エイシュウザクラはサクラの起源!」と言っています。
また、「ポトマック川のサクラは韓国起源!」とも言っています。
その根拠は、「1913年に小泉源一氏が済州島の桜とソメイヨシノは特徴が一致すると発表した」ことを基にしているようです。


さてさて、問題は解決するどころか、ますます混沌としてきました。

というのも、ポトマック河畔に桜を送る計画は、1885年からシドモア女史が提案をしていて、1909年に水野ニューヨーク総領事らによって立案され、1910年には桜の苗木が船積みされています。
この時は、輸送途中で枯れてしまいましたが、1912年2月に再び横浜港を旅立ち、同年3月27日にはポトマック河畔に植樹されています。
エイシュウザクラが新種と確認される4年前に計画され、3年前には一度はチャレンジした桜の植樹計画に、エイシュウザクラを含めていたとは考えられません。
現在、ポトマック河畔にある桜は、エイシュウザクラが新種と確認される前年に植樹されています。
「ポトマック川のサクラは韓国起源」と言うには、時間的な矛盾がありますね。

韓国側に都合が良いように、日本が朝鮮半島に影響を及ぼし始めた1896年(日韓併合は1910年)に遡っても、矛盾が残ります。
DNAの研究により、ソメイヨシノで同定できていない遺伝子は5%しかありません。仮に、この5%がエイシュウザクラだとしても、少なくとも4回の交配が必要です。桜は、年に1回しか結実しないので、仮に発芽1年目で結実するとしても、4回の交配には4年は掛かります。
となると、1900年以前にエイシュウザクラ起源のソメイヨシノは誕生しません。
桃の仲間である桜が発芽の年に結実するとは考えにくく、桃栗三年で考えると、交配には1910年頃まで掛かるはずです。

ポトマック川に送られた桜の内、ソメイヨシノの苗木は1800本だそうです。
前述のように、ソメイヨシノは種では増えないので、挿木などをしなければなりません。仮に1900年にソメイヨシノの交配が終わっていたとしても、幼木から1800本の苗木を作るのに僅か10年、最長でも12年で完成させられるとは思えませんし、傷に弱い桜の貴重な幼木から挿木を行うとは考えられません。
それ以前に、1885年に日本を訪問し、桜の植樹を思い付いたシドモア女史が見た桜は、何だったのでしょうか。




どうやら、韓国国民の多くは、幻の歴史と幻の科学を見ているようです。

「花見は韓国の文化!」
なのだそうですが、日本はおよそ1000年前の和歌にも桜が出てきますし、1598年には秀吉は盛大に花見の宴を開いています。
花見が韓国の文化だとすれば、その起源が日本にあることは間違いなさそうですね。
日本の花見の文化が、韓国にも根付いたと考えると、合理的に説明できます。

韓国は、「ポトマック川のサクラの起源は韓国! なぜならサクラの起源は王桜だから!」と言っていますが、ポトマック河畔の桜は12種類もあり、王桜に似ているのはソメイヨシノだけです。
12種類は、ソメイヨシノの他、有明、フゲンドウ、福禄寿、ギョイコウ、イチヨウ、ジョウニオイ、カンザン、ミクルマガエシ、シラユキ、スルガダイニオイ、タキニオイです。これらは園芸品種ですが、江戸時代、あるいは室町時代から日本で栽培されていた記録があるものもあり、韓国由来ではないことが明らかです。
なので、「ポトマック川のソメイヨシノの起源は韓国」くらいにしておくべきなのですが・・・
まあ、ソメイヨシノは江戸時代から存在しているので、ソメイヨシノの起源が王桜とするのは、韓国国民の夢か幻でしかありません。

ちなみに、アメリカ農務省は、遺伝子の解析からソメイヨシノと王桜は別種と断定しています。

韓国の主張を成立させるには、幻の歴史と、幻の科学が必要ですね。
その幻は、韓国政府の要人や韓国マスコミの都合によって、自由に書き換えが利くようです。
幻の科学の世界に生きているので、現実世界の科学にしか与えられないノーベル賞は、韓国の科学には届かないようです。
『サクラ=エイシュウザクラ』なら、「エイシュウザクラの起源は韓国」と言っても大きな間違いはないですね。




さて、当ブログでは、桜の開花予想を科学的に追及しています。
こちらは、現実世界の科学に基づいています。
けっして、幻の科学は利用していませんので・・・

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