豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

  • 「貧乏暇なし」と言いますが、まさに私の現状を言い当てています。
    仕事の合間(?)にblogを書くはめになっています。
    この忙しさの果てに、隠し持っていた本を紹介するしかなくなりました。
     
    ところで、OTECを御存知ですか?
    Ocean Thermal Energy Conversion の略で、
    海洋温度差発電を意味します。
     
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    基本的な仕組みは、火力発電所や原子力発電所と同じで、
    高熱源と低熱源の温度差を利用して発電します。
    火力発電所は、化石燃料を燃やした熱と冷却水(海水)の温度差を利用します。
    原子力は、核分裂の熱と冷却水(海水)の温度差を利用します。
    海洋温度差発電は、海面付近の暖かい海水と深海の冷たい海水の温度差を利用します。
    海洋温度差発電では、温度差が精々25℃しかないため、
    温度差が大きい火力発電や原子力発電のような効率は得られませんが、
    無尽蔵と言っても良い海水を利用できるメリットがあります。
     
    この発電方法が、地球温暖化防止の切り札になるとは言えませんが、
    研究を続ける価値のある発電方式だと思います。
     
     
    PS:
    写真は古い本ですが、今は復刻版が出ています。
     

    アメリカのアリゾナ州に、バイオスフィア2と呼ばれる実験施設があります。
     
    御存知の方も多いと思いますが、
    バイオスフィア2は、その名の通り、二番目の「バイオスフィア(地球の生物圏)」を作り出そうとの試みでした。
     
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    1991年9月26日から2年後の1993年9月26日まで、8名の科学者が
    実際に生活し、水も空気も食糧も「バイオスフィア2」の中でリサイクルする
    実験が行われました。
    この実験では、色々な問題や予想外の事態が発生し、多くの知識や経験を蓄積する
    ことができました。
    これらから言える事は、地球環境を人為的にコントロールすることは、現時点では
    事実上の不可能ということです。
     
     
    地球温暖化を軽視し、経済活動を優先する国が少なくありません。
     
    当初から京都議定書に参加していなかった中国。
    参加はしたが批准しなかったアメリカ。
    批准していたが脱退を表明したカナダ。
    京都議定書に残った国でも、目標値を達成できていない国。
    日本のように、目標はおろか、排出量が増え続けている国。
     
    京都議定書が完全に履行されても、温暖化は止まらないと考えられています。
    その京都議定書でさえ、これほど軽視されています。
     
    アメリカのトランプ大統領は、京都議定書に続くパリ協定からの離脱を表明しました。


    私たちの将来は、深刻な温暖化の影響から逃れられないかもしれませんね。
     

    藻谷浩介さんとNHK広島取材班による「里山資本主義」を読みました。
     
    この本は、初版は2013年7月に刊行されたものですが、
    新書大賞2014に選ばれ、新しいカバーを得て店頭に並んでいました。
    下の写真は、左が本来のカバー、右が新書大賞受賞時のカバーです。
     
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    実は、4月7日の「風の谷の生活の番外編」に書いた「限界集落株式会社」を探す際、
    たまたま見つけたのです。
     
    詳しくは書きませんが、中国地方の取材から得た事例と地方の可能性を書いています。
    一つ、本書に書かれている考え方の中で、気に入っている部分があります。
    田舎暮らしで、コミュニティの中で金銭を介さずに品物を融通し合うことで、
    GDPには現れない豊かさを享受できるとする考えです。
    「風の谷の生活」は、これを個人で行おうとしているとも言えます。
     
    日本の実質GDPは、約530兆円、一人当たりに換算すると、400万円/年です。
    仮に、これを収入と考えると、日本のエンゲル係数は23%なので、
    食費に90万円以上も費やしていることになります。
    全ての食品を自給することは難しいのですが、
    半分を自給すれば、45万円以上の年収増に相当する余裕が生まれます。
    これは、金銭を介さないのでGDPには反映されませんが、実質的な収入増です。
     
    「風の谷の生活」の目的は、食糧難に備えることです。
    ですが、「里山資本主義」に書かれている内容は、事例としてより考え方として、
    私を後押ししてくれるように感じています。
     

    このblogでも、私が読んだ本を何冊か紹介してきました。
    でも、今日の1冊は、これまでとは全く毛色の違う本です。
     
    「フィルハーモニア東都物語」は、架空のオーケストラを舞台に、実在の
    オーケストラも抱える苦難と喜びが描かれています。
    著者は、企業のメセナ活動を通して得た経験を基にして、書かれたようです。
    オーケストラの裏方の御苦労と共に、クラシック音楽の味わいが伝わってきます。
    ただ、この著者は、既に他界されています。
    登場人物の描かれ方から、著者の人柄が伝わってくるだけに、残念でなりません。
     
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    実は、私はクラシック音楽に興味があります。
    と言っても、その知識は一般常識の域を出るものではありません。
    ですが、持ち前の好奇心で、メジャーではないこの本に巡り合うことになりました。
     
    そして、もう一つ。
    いつか、作曲をしてみたいと考えています。
    「一般人のレベルで、なんと大それた!」
    そんな声が聞こえてきます。
    もちろん、私自身、作曲の才能は無いと思っています。
    なので、コンピュータで作曲できないかと、考えを巡らせています。
     
    「ヒット曲を作りたければ、ソ・ド・レ・ミで始める曲を作れ」
    こんな格言があるのだそうです。
     
    西洋音楽は、12音階です。
    周波数が2倍になる間を、等比で12分割する音階で作られています。
    この1音階が、いわゆる半音にあたるのです。
    一方、和音は、単純な整数比になる組み合わせが、綺麗な音色になるのです。
     
    12音階は無理数となるので、整数比を求める和音は、相容れないものなのです。
    ところが、先程の格言を分析すると、
    「ソ」と「ド」は、3:4の綺麗な整数比(厳密には違うが)になるのです。
    「ソ」と「レ」も、2:3の綺麗な整数比です。
    「ソ」と「ミ」も、3:5に近い比較的綺麗な整数比です。
    前述の格言は、科学的に見ても、真理を突いているように思えます。
     
    私の作曲法(アルゴリズム)は、これを基に構築しようと考えています。
     
     
    ちなみに、格言に当てはまる曲は多いようですが、一例を揚げておきましょう。
    それは、「千の風に乗って」です。
    他にもたくさんあるそうです。
    皆さんも、探してみてはどうでしょうか。
     
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      書名 : フィルハーモニア東都物語
      著者 : 齋藤公治
      発行 : 文芸社
      初版 : 2012年3月15日

    スティーブン・ホーキング博士は、次のような警告を発しています。
    「われわれがすでに手にしている原始的な人工知能は、極めて有用であることが明らかになっている。だが、完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある。ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自立し、加速度的に自らを再設計していくだろう」

    私は、少し違う考え方を持っています。
    例えば、私たちは己の足より優れた能力を持つ車を持っています。
    己の体には無い翼を、航空機に与えました。
    ひとたび戦争が起きれば、車も航空機も私たちを殺しにやってくるのです。
     
    結局、どんな機械も、どんな道具も、私たち人類の使い方で決まるのです。
    核兵器然り。温暖化然り。
    人工知能の開発を禁止したところで、人類が自滅しない保証は得られないのです。
     
     
    別の考え方もあります。
    完全なる人工知能は、自らを再設計・製造する可能性は否定しません。
    でも、人工知能が感情も備えると、少し変わってくると思います。
    ただ、ここから先は、現時点ではSF的な話題でしかありません。
     
    ついでですが、AE(AIが更に発展した機械)が活躍するSF小説です。
    小松左京氏の作品で、「虚無回廊」です。
     
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      書名 : 虚無回廊Ⅰ 虚無回廊Ⅱ
      著者 : 小松左京
      発行 : 徳間文庫

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