新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

サクラの原産国は、どこだと思いますか?

バラ科 モモ亜科 スモモ属 サクラ亜属の原産国は、中国のヒマラヤ付近とされています。 
一方、韓国文化庁や韓国国立山林科学院暖帯山林研究所によると、サクラの原産国は韓国の済州島だそうです。

日本人にとって、桜の代表はソメイヨシノですが、河津桜や八重桜、緋寒桜、山桜など感心がある桜はいくつもあります。
これらは、バラ科 モモ亜科 スモモ属 サクラ亜属に属する桜です。
従って、大元の原産国は、ヒマラヤです。

ただ、桜は自家不和合性と呼ばれる雑種を作りやすい性質を持ちます。
桜の雑種の代表格が、ソメイヨシノです。
遺伝子解析から、ソメイヨシノは、エドヒガンの遺伝子が47%、オオシマザクラが37%、ヤマザクラが11%、不明な遺伝子が5%だと、判明しています。
また、ソメイヨシノはめったに種を作ることはありません。
これは、雑種の特徴です。
稀にできるソメイヨシノの種を基にした研究では、エドヒガンとオオシマザクラの特徴が連続的に出ており、主としてこの2種がソメイヨシノの祖先だろうと推定されています。



さて、おかしいですね。
韓国の政府筋で「サクラの原産国は韓国!」と言っていましたね。
韓国が言う「サクラ」って、なに???

韓国の済州島には、王桜と呼ばれるサクラがあるそうです。
日本名は、エイシュウザクラです。
エイシュウザクラは、1908年にフランス人によって採集され、1912年に新種であることがドイツ人によって確定したサクラです。
韓国政府は、「エイシュウザクラはサクラの起源!」と言っています。
また、「ポトマック川のサクラは韓国起源!」とも言っています。
その根拠は、「1913年に小泉源一氏が済州島の桜とソメイヨシノは特徴が一致すると発表した」ことを基にしているようです。


さてさて、問題は解決するどころか、ますます混沌としてきました。

というのも、ポトマック河畔に桜を送る計画は、1885年からシドモア女史が提案をしていて、1909年に水野ニューヨーク総領事らによって立案され、1910年には桜の苗木が船積みされています。
この時は、輸送途中で枯れてしまいましたが、1912年2月に再び横浜港を旅立ち、同年3月27日にはポトマック河畔に植樹されています。
エイシュウザクラが新種と確認される4年前に計画され、3年前には一度はチャレンジした桜の植樹計画に、エイシュウザクラを含めていたとは考えられません。
現在、ポトマック河畔にある桜は、エイシュウザクラが新種と確認される前年に植樹されています。
「ポトマック川のサクラは韓国起源」と言うには、時間的な矛盾がありますね。

韓国側に都合が良いように、日本が朝鮮半島に影響を及ぼし始めた1896年(日韓併合は1910年)に遡っても、矛盾が残ります。
DNAの研究により、ソメイヨシノで同定できていない遺伝子は5%しかありません。仮に、この5%がエイシュウザクラだとしても、少なくとも4回の交配が必要です。桜は、年に1回しか結実しないので、仮に発芽1年目で結実するとしても、4回の交配には4年は掛かります。
となると、1900年以前にエイシュウザクラ起源のソメイヨシノは誕生しません。
桃の仲間である桜が発芽の年に結実するとは考えにくく、桃栗三年で考えると、交配には1910年頃まで掛かるはずです。

ポトマック川に送られた桜の内、ソメイヨシノの苗木は1800本だそうです。
前述のように、ソメイヨシノは種では増えないので、挿木などをしなければなりません。仮に1900年にソメイヨシノの交配が終わっていたとしても、幼木から1800本の苗木を作るのに僅か10年、最長でも12年で完成させられるとは思えませんし、傷に弱い桜の貴重な幼木から挿木を行うとは考えられません。
それ以前に、1885年に日本を訪問し、桜の植樹を思い付いたシドモア女史が見た桜は、何だったのでしょうか。




どうやら、韓国国民の多くは、幻の歴史と幻の科学を見ているようです。

「花見は韓国の文化!」
なのだそうですが、日本はおよそ1000年前の和歌にも桜が出てきますし、1598年には秀吉は盛大に花見の宴を開いています。
花見が韓国の文化だとすれば、その起源が日本にあることは間違いなさそうですね。
日本の花見の文化が、韓国にも根付いたと考えると、合理的に説明できます。

韓国は、「ポトマック川のサクラの起源は韓国! なぜならサクラの起源は王桜だから!」と言っていますが、ポトマック河畔の桜は12種類もあり、王桜に似ているのはソメイヨシノだけです。
12種類は、ソメイヨシノの他、有明、フゲンドウ、福禄寿、ギョイコウ、イチヨウ、ジョウニオイ、カンザン、ミクルマガエシ、シラユキ、スルガダイニオイ、タキニオイです。これらは園芸品種ですが、江戸時代、あるいは室町時代から日本で栽培されていた記録があるものもあり、韓国由来ではないことが明らかです。
なので、「ポトマック川のソメイヨシノの起源は韓国」くらいにしておくべきなのですが・・・
まあ、ソメイヨシノは江戸時代から存在しているので、ソメイヨシノの起源が王桜とするのは、韓国国民の夢か幻でしかありません。

ちなみに、アメリカ農務省は、遺伝子の解析からソメイヨシノと王桜は別種と断定しています。

韓国の主張を成立させるには、幻の歴史と、幻の科学が必要ですね。
その幻は、韓国政府の要人や韓国マスコミの都合によって、自由に書き換えが利くようです。
幻の科学の世界に生きているので、現実世界の科学にしか与えられないノーベル賞は、韓国の科学には届かないようです。
『サクラ=エイシュウザクラ』なら、「エイシュウザクラの起源は韓国」と言っても大きな間違いはないですね。




さて、当ブログでは、桜の開花予想を科学的に追及しています。
こちらは、現実世界の科学に基づいています。
けっして、幻の科学は利用していませんので・・・

管理人である伊牟田勝美が、イシアタマを超え、ダイアモンドヘッドなので、記事に面白味がま〜たくっない!

なので、私自身の憂さ晴らしを兼ね、「罵詈雑言」をカテゴリーに追加しました。

「罵詈雑言」と言っても、そこはネット上の公共の場。
誹謗中傷は避けるようにしますが、世の中の矛盾を皮肉っていこうと思います。

桜の開花は、気温の影響が大きいことが知られています。
だから、400℃の法則が発案されたわけです。
ですが、400℃の法則からは科学的な臭いがしてきません。
その一つが、累積気温の起点2月1日になっていることです。
地域によって、2月1日の気象はまるで違うのですから、
安易に累積気温の起点を2月1日にするのは、いかがなものでしょうか。
 
桜の花芽は、葉が落ちた頃から育ち始めるのだそうです。
葉が落ちるのは、寒さを感じた木が葉への水分の供給を絶つことで起こります。
つまり、落葉を決める因子は、その時点の気温そのものだと言うことです。
同じように、花芽が育ち始めるのも、その時点の気温が決めるはずです。
累積気温の起点は、その時点の気温で決めるべきだと思います。
 
花芽の成長速度ですが、当然、気温が高いほど早いはずです。
ならば、起点からの累積気温を調べるべきです。
 
 
さて、公開しておきながら長く秘密にしてきたグラフですが、
前述の二つを考えれば、簡単に分かります。
グラフの縦軸は、各日付の平均気温、
グラフの横軸には、開花日から過去の各日付までの累積気温を取りました。
両者の交わる点をプロットし、前年の7月1日まで遡ってみました。
(※気温は10日間の移動平均を使用しています) 

桜開花予測解析1953グラフ2


でも、これでは氷点下の期間がグラフを壊してしまいます。
そこで、累積気温は絶対温度に書き直しました。 


桜開花予測解析1953グラフ3


このグラフを見た時、正直なところ意外でした。
私がこのグラフを作った目論見は、
落葉からの累積気温に、東京と札幌で関連があるだろうと考えていたからです。
グラフを見ると、累積気温が10000K付近と76000K付近の二か所です。
10000Kは、東京では2月20日頃、76000Kは7月5日頃です。
どちらも落葉の時期とはかけ離れています。
因みに、東京の桜の落葉は、今頃(11月上旬)です。
 
そこで、他の年でも調べてみることにしました。


桜開花予測解析1963グラフ4
桜開花予測解析1973グラフ4
桜開花予測解析1983グラフ4
桜開花予測解析1993グラフ4
桜開花予測解析2003グラフ4
桜開花予測解析2013グラフ4


1963年、1973年、1983年、1993年、2003年、2013年
全てで1953年と類似の傾向が見られます。
となると、
桜の開花を決めるキーは、累積気温が10000K付近にありそうだと分かります。
ただ、年毎に、4000Kから10000Kくらいで年毎の差があります。
累積気温の起点を決定するには、もう少し詰めていく必要がありそうです。

岐阜新聞社によると、岐阜大工学部の纐纈守教授の研究グループが、5~7月に咲くオオキンケイギクの花に抗がん作用のあるフラボノイド系の化合物6種類が含まれていることを突き止めたそうです。
 
オオキンケイギクの花は、フラボノイドの含有量が多く、食用のキクの約5~6倍、観賞用キクの2倍以上も含まれていることが分かりました。
培養したヒトの白血病細胞に投与する実験では、「4―メトキシランセオレチン」を与えた細胞は2日後には約20%に減りました。これは、市販抗がん薬と同等の効果だそうです。

オオキンケイギクは、北米原産のキク科の多年草で、特定外来生物に指定されています。また、影響が特に大きい生物100種を指定した「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれています。

前回、400℃の法則も、600℃の法則も、
桜の開花を決定する因子ではないことを、1953年の札幌の開花時期で示しました。
 
 
開花予想の対象としている桜は、ソメイヨシノです。
ソメイヨシノは、種を作ることができません。
そのため、ソメイヨシノは人工的に接木や挿木などで増やします。
このような増やし方なので、ソメイヨシノは全国すべて同じ遺伝子を持っています。
ですので、札幌の桜も、東京の桜も、基本的に個体差はありません。
札幌で適用できない法則は、日本のどこでも適用することはできないのです。
 
でも、考え方を変えると、
気温の影響差は、同じ木で行う必要がないことを示しているのです。
気温差が大きな場所の桜を比較すれば、桜の気温の感受性を解明しやすいのです。
 
今、東京にある桜を札幌に移植したなら、
その桜は、元々札幌にあった桜と同じ日に花をつけるはずなのです。 
だから、東京と札幌の比較にこだわっているのです。
 
さて、今回も、グラフをお見せして終わることにします。
(例によって、今回も解説は致しません)

桜開花予測解析1953グラフ3

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