新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

気象庁のデータベースを見ると、1951年から台風の記録が残っています。
この中で、6月末の時点で台風が発生しなかったのは、1973年と1998年、
そして今年だけです。
また、台風1号が6月に発生したのは、1952年、1983年、1984年です。
それぞれ台風1号が発生したのは、下記の通りです。

・1998年 7月 9日
・2016年 7月 3日
・1973年 7月 1日
・1983年 6月25日
・1952年 6月10日
・1984年 6月 9日

台風の発生が遅れると、猛暑になると言われています。
また、台風1号こそ遅いのですが、7月、8月には台風が多くするとも言われています。

さて、本当に台風1号が遅い年は暑いのでしょうか?
都市化の影響が少ない潮岬の気象データで、7・8月の気温を調べてみました。
潮岬でも1951年以降は100年で1.8℃近いペースで温暖化しています。
グラフでは、これを補正した平均気温に対して、その年の気温との差を表しています。
7・8月気温と台風発生の関係

黄色の矢印は、台風1号の発生が遅かった年を表しています。
こうしてみてみると、台風1号の発生が遅かった年は、前年より暑い年になるようです。
本当に相関があるのかは、これだけでは分かりません。
また、なぜこのようになるのかも、さっぱり分かりません。
ただ、暑くなると考え、熱中症の予防には心掛けたいものですね。

もう一つの「風の谷の生活」に書いていますように、私は癌サバイバーの1人です。
癌は、怖い病気です。
昔は、不治の病とされ、告知が問題にされていました。
私自身も、初診時の問診に「余命宣告を受けますか」との項目がありました。
現在では、早期発見が増え、治癒率も向上しています。

癌も怖い病気ですが、じわじわと進行する糖尿病も、怖い病気です。
放置すると、体をゆっくりと蝕んでいきます。
私は、癌にはなりましたが、糖尿病ではありません。
ですから、糖尿病の闘病の辛さは分かりませんが、長く続くだけでも嫌気がさしそうです。
とは言うものの、投薬と食事制限で進行を抑えられるようになっています。

東京電力ホールディングス ライブカメラ


さて、原発事故と地球温暖化も、癌と糖尿病の関係に似ているように思いませんか?
原発事故は癌、地球温暖化は糖尿病に、それぞれ似ているように思えます。

原発廃止論では、地球が侵されている地球温暖化を無視しているのでしょうか。
それとも、軽症と診ているのでしょう。
地球温暖化は、糖尿病に似ていて、ゆっくりと進行します。
また、致命的に進行するまでは症状が出にくいため、気付きにくい点でも似ています。

私は、原発を再稼働して再生可能発電と止めろと言っているのではありません。
原発を再稼働して、火力発電所を止めろと言っているのです。
原発廃止論では、再生可能エネルギーがあるから原発は不要とする論調ですが、
少なくとも火力発電所を全て停めた後に言うべき理屈だと、気付いてほしいところです。


私が、原発廃止論を感情論と言うのは、原発だけに注目して、他を見ていないからです。
癌だけを治療して、糖尿病は治療は不要なのでしょうか。
広い視野とバランスの良い感性を持って、未来を見つめたいものです。

(癌サバイバーの私ですが、糖尿病(地球温暖化)の治療ばかり考えているのかも)

日本では、年間2億トンの石油を輸入しています。
天然ガスは、年間1億トンを輸入しています。
石炭は、年間2億トンを輸入しています。
日本の化石燃料の輸入依存率は、ほぼ100%ですから、 年間5億トンの化石燃料を消費していることになります。

・・・・・と、ここから先は、普通のブログでは「化石燃料からは、年間で約14億トンの二酸化炭素が放出される」と繋がるのでしょうが、少し視点を変えてみたいと思います。



地球上では、大気、海洋、生態系など、様々な形で循環が行われています。
例えば、生物が死ぬと、微生物によって分解され、植物や一部の動物によって生体内に取り込まれ、食物連鎖によって次々と別の生物の食糧となっていきます。そして、食物連鎖の頂点の生物が死ぬと、再び微生物によって分解されます。
この生態系の循環は、排泄物や呼吸にまで及びます。
また、大気や海洋も、生態系と同様に形を変えながら循環していきます。
同時に、それぞれが相互に影響を与え合ってもいます。

炭素、酸素、水素などの有限の材料が、あたかも無限であるかのように循環を繰り返しているのです。



さて、化石燃料ですが、化石燃料を使うことは、元々は地中にあったものを掘り出して、地上、海、大気中に捨てていることと同義とも言えます。
つまり、ほぼ地上だけで成立している循環の中に、地下に固定されていた化石燃料を無理矢理追加することになります。

化石燃料を使うことで、大気・海・生態系の循環に、大量の炭素・水素・窒素などを突っ込んでいるのです。


大気中に放出された二酸化炭素は、三分の一が大気中に残り、三分の一が海洋に吸収され、三分の一が植物に吸収されます。
地球温暖化では大気中に残留する二酸化炭素を、海洋の酸性化では海洋に吸収される二酸化炭素を、それぞれ問題にしているのですが、植物によって吸収される二酸化炭素も、元々の循環には無かったものだということを忘れてはならないでしょう。

日本で年間に放出される約14億トンの二酸化炭素の全てを、日本国内の植物が吸収したと仮定しましょう。
日本には、25万km²の森林がありますが、毎年1km²当たり5600トンの二酸化炭素を吸収しなければなりません。
二酸化炭素の内、酸素を大気中に戻すとしても、1km²当たり1500トンの炭素を吸収しなければなりません。
1m²当たりなら、毎年1.5kgです。
この状況は、化石燃料を使い続ける限り、変化はしないのです。
これでは、生態系の循環を維持する事は難しいように思います。



私は、以前から、地球温暖化は化石燃料の使い過ぎによる弊害の一つでしかないと言ってきました。
化石燃料の使い過ぎによる弊害は、海洋の酸性化にも表れています。
そして、もしかすると、森林の生態系、更には様々な循環にも、深刻な影響が見えないところで進んでいるのかもしれないと思っています。 

日立製作所と住友商事は、
人の尿から乳がんや大腸がんを見つけ出す研究成果を発表しました。

体内の老廃物は、血液循環によって腎臓に運ばれ、
尿として体外に一緒に排出されます。
その尿に含まれる成分の違いで
がんの種類まで判別することができるのだそうでう。

尿検査は、健康診断でも頻繁に行われているので、
低い癌検診率をカバーできると期待されます。
そのためには、乳がんや大腸がんだけでなく、
より多くの種類のがんを判定できるのが望まれます。

研究グループは、健康診断だけでなく、
自分で採取した尿も医療機関に送るだけで検査ができるような技術の
早期の実用化を目指すとしています。

先日、市川海老蔵さんが、奥様の真央さんの乳癌を公表されました。
闘病は、既に1年8ヶ月に及んでいるそうです。
この時期に公表した目的は、これからは看病に時間を取られるようになるためなのかも
しれません。

真央さんに乳癌が見つかった時、年齢は32歳でした。
この年齢で乳癌が見つかることは少ないそうです。
癌になりやすさは遺伝するようですが、癌になるかどうかは運次第とも言われます。
誰も、癌細胞は体内にできます。
ですが、自己免疫によって、ほとんど消滅します。
ただ、稀に免疫を逃れた癌細胞が増殖し、癌を発症するのです。

この不運は、免疫力が衰える高齢ほど確率が高くなります。
ですが、確率こそ低くても、弱年齢でも癌を発症する場合もあります。

私は、小児癌と闘う中学生のブログを訪問する事があります。
最近のコメントには、受け持つ生徒に小児癌が見つかった教員の苦悩がありました。
本人はもちろんですが、周囲も悩み苦しむのが、癌を含む病気の怖さだと思います。
ですが、苦しむと言うことは、治りたいとの本人の想い、治ってほしいとサポートする人達の想いの現れではないでしょうか。


私が直腸癌の手術をしてから2年半。経過は順調です。
そんな私を含めた全ての癌患者に、エールを贈りたいと思います。

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