新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

医師は、内視鏡の写真の染色部分を見せながら、「色がついていない部分が変異しています」と説明してくれました。
変異とは、癌化を意味します。
やはり、癌でした。
注腸検査の結果と見比べながら、「深さは分かりにくいですね」と悩み顔。
「検査の結果でも、カンファレンスとなっています。今日の午後にカンファレンスがあり、内科医や他の医師とも相談して決めます。その結果で、手術にするか、内視鏡で取るかを決めましょう」
「二十四日にCT検査する予定にっていますので、その後で結果を聞かせてください」とお願いしました。
医師は、診察予約を取ってくれました。
午後から仕事に戻りましたが、いつ手術になるかわからないので、長いスパンの仕事はできません。
だから、雑用に終始することになりました。

日曜日の夕方から、病院近くのホテルに移動し、今日の検査の準備をしていました。
なので、blogの更新は二日ぶりです。
 
きのうは、朝から検査食しか食べていなかったので、移動中にお腹が空いて閉口しました。
ホテルに入ると、直ぐに検査食の中の間食を食べました。
間食には、粉末のジュースがあったのですが、マドラーが無いので指で掻き混ぜました。
検査食の夕食は、粉末スープでした。
ジュースと違い、熱湯を混ぜなければならないので、指ではできないし・・・
仕方が無いので、歯ブラシの柄で混ぜた。
指定された薬を飲んで床に就いたのですが、時計のように正確に、1時間10分間隔で目が覚めるのです。
目覚ましは、午前4時20分にセットしていましたが、簡単に目覚めました。
4時半に、最初の下剤を飲み、 5時からは、千八百ミリリットルの下剤を十分ごとに飲むのです。
8時20分にホテルを出て病院へと向かいました。 
 
大腸カメラは、予約よりも少し遅れて始まりました。
「八割から九割の方が使われますが、鎮静剤は使わないのですか」
予想を超える高い比率に驚いたが、「大丈夫だと思います」と言って断りました。
ぼうっとしている間に何をされるかわからない(?)のが嫌だからです。
始める前に言われていたとおり、長々と検査は続きました。
何度もワイヤー状の器具を入れ、男女それぞれ二人のスタッフが相談しながら進められていくのです。
クリニックでは、大腸カメラの映像が見えたのですが、この病院では、大腸カメラのレーダードームが邪魔になって、映像が見えません。
気にはなるですが、どうしようもないと諦めました。
散々、腸の中を見られた後、「病変を見てきましたが、今から一番奥まで見ていきます」と言われ、うんざりで
した。
結局、五十分位は掛かったと思います。
だから、続けて予約していた注腸検査(大腸透視撮影)の予定に食い込んでしまいました。
急いで注腸検査室に移動したのですが、そこで三十分は待たされました。
急いで損をした気分です。
 
注腸検査は、お尻からバリウムを注入して、胃透視のように可動式ベッドの上で、体の向きを変えながら撮影します。
始まって直ぐに、「腸の働きを抑える注射を打ちましょう」と言われ、看護師がやってきて、うつ伏せの私に注射を打っていきました。
注射が終わると、更にバリウムを入れられました。
バリウムを入れるのも不快でしたが、それ以上に、腸を膨らませるために入れる空気の方が不快でした。
ポンプで、しゅぽしゅぽと空気を入れられるのです。
お腹の中で、ガスが溜まるように膨らんでいくのが分かります。
それも、お尻に近い方から順番に膨らんでいくのです。
パンパンに空気を入れられた後、お尻に差し込まれていたホースを抜かれました。
抜く際に、「漏らさないように注意してください。お尻に力を入れて」と言われるのですが、どこに力を入れればいいのか、分からないのです。
意外に難しいと、妙なところで感心しました。
撮影が終わると、いそいそとトイレに連れて行かれました。
トイレに入っても、直ぐにはガスが出ないので、ちょっと焦りました。
でも、しばらくすると、ガスとバリウムが出て、ほっと一息つくことができました。
 
結局、一週間の休みは癌のせいで無くなり、おまけに今日も休むことになりました。
明日も、午前中は主治医の説明を聞くために、仕事はお休みです。
合計で、10.5連休になりましたが、最悪の連休でした。

気にしないようにしようとしても、どうしても気になってしまいます。
元々、神経質で、直ぐに胃に来る体質なので、癌に罹患した事実が胃を攻め立てるようです。
食欲も落ち、朝食は少し食べ残してしまいました。
午前中に、ドラッグストアで胃薬を買って、昼食前から飲む事にしました。
気のせいか、少し楽になったようです。
 
 地の声
何をグダグダ言ってんだよ。
医者には、転移はしてないだろうって言われたんだろ。
おめぇよりキツイ治療をがんばってる人もいるんだから、性根をすえろ!

最寄り駅で下り、徒歩五分で紹介された病院に着きました。
初診なので、問診票には色々と書かされました。
最後の方に、「余命の宣告を受けますか」とありました。
私も、勝手に死ぬわけにはいかないので、「宣告を受ける」に印をつけました。
診察室では、紹介状に目を通した先生が、「癌に間違いないでしょう。ごく初期のものです」と言われました。
「転移の心配はないでしょうか?」と問うと、
「この状態では、転移していることは珍しいです」との答え。
正直、ほっとしました。
「手術が必要か、内視鏡で切除できるか、もう一度、大腸カメラと注腸透視をしましょう。CTもしましょう」
この後、触診と血液検査、心電図をとって終わりました。
大腸カメラは、大量の下剤を四時間半前から飲み始めます。
大腸カメラの予約は午前九時だから午前四時半起きになるし、自宅から病院までは電車で一時間以上も掛かるので、病院の近くのホテルを利用することにしました。
 
せっかくblogを開いているのだから、これからの癌との闘いや、癌にまつわる情報をまとめることにします。
そのために、癌日記を追加しました。

二年前に大腸ポリープを切除した際、「二年後に、見せに来てください」と先生に言われていました。
たまたま、大きな仕事が一段落して、一週間の休みが取れたので、二年前にお世話になった先生のもとに行ったのですが・・・
 
大腸カメラを操作していた先生は、「ポリープがありますね。取りますか?」と話しかけてきました。
取ってもらえるようにお願いすると、切除するのに最適な位置へとカメラを移動させました。
その時。
「あれ、ここにもありますね。見えにくいですが、空気を抜くと、ここに見えますよね」
「できやすいのですか?」
「そうですね。でも、これは、外来では無理ですね。しかも、悪性の可能性があります」
「細胞診をできますか?」
「検体を採取すると、癌細胞が粘膜の下に潜り込んでしまう危険があります。触らないのが最善です」
大きな病院に行くしかないと、ようやく覚悟を決めました。
「紹介をしてもらえますか?」
先生は、二つの病院を候補に挙げてくれました。
 
まだ、ブログを初めて一週間余りしか経っていないのに、癌になってしまうとは・・・
とにかく、二日後です。
紹介された病院に行ってみるしかありません。

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