豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

<<豊葦原中津谷のニニギ>>

「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎で自給自足型農業を始めることを決意したのです。

皆様のお陰をもちまして、9月11日に1000アクセスを突破しました。

非常にノンビリとしたペースですが、
エコなブログと思ってお付き合いいただければと思います。

4月11日に断念した「桜の開花予想」ですが、半年ぶりに来月から再開する事にします。
ここ1ヶ月は、巷の地震予知の低レベルを相手していましたが、「地震予知研究の手引き」
という上から目線の記事を書き上げ、スッキリした気分になりました。
これから、少し間を置いて頭もスッキリさせたら、「桜の開花予想2017」の再会です。

本来、当ブログは、「食糧自給率の向上」をテーマに掲げており、サブテーマの一つに
「気象予測」を据えています。
「桜の開花予想」は、「気象予測」を始める前の教材として、また気温に敏感な品種の
特性の数値化と栽培時期の調整の教材としても、有効だろうと考えています。
ですから、「桜の開花予想」ができないようでは、サブテーマの一つは実現できないことに
なってしまい、当ブログの存在価値も低下してしまいます。
 
 気合い入れてやっていこうと思います。

さて、目標は、 前回と同様に2月末日に東京の桜開花予想日に発表することです。
御期待ください。 

標準木


およそ4週間に渡り長々と「地震予知研究の手引き」を書いてきましたが、
今回で終わりです。

今回は、専門家以外の地震予知研究者が目指すべき内容を、一気にまとめます。


1.前兆現象は、2種類探せ!
  ・地震は、地点毎の歪の蓄積を知れば、規模と場所が分かる。
   地震の発生は、発生前に起きる現象を探すしかない。
   なので、地点毎の歪を知る現象と、時期を知るための前兆現象の二つを探せ!

2.歪の蓄積は、5kmメッシュ以下で調べよ!
  ・マグニチュード6クラスでも、震源域の前兆は20km未満。
   だから、歪は5kmメッシュ以下で調べなければ、大地震に成長するか分からない。

3.歪を調べるなら、以下の三点を満足すること!
  ・地震発生時に大きく値が変化する。
  ・地震発生時以外はほとんど変化しない、または、一定のペースで変化している。
  ・地域毎に異なる値になる。

※歪を調べる時に、潮汐による12時間半の周期変化の有無を確認せよ!


4.前兆を調べるなら、以下の3ルートを調べよ!
  ・亀裂が始まる最も初期段階を捉える。
  ・地震が始まる前の前兆を捉える。
  ・地震を引き起こす引き金を探す。

5.地震の規模を無視して前兆との関係を調べよ!
  ・地震の規模は震源域の広さで決まるから、地震発生前の現象には規模は影響しない。
   だから、地震の前兆は、過去の全地震データと比較して調べられる。

6.過去の全地震データをフーリエ展開せよ!
  ・全地震データをフーリエ展開して、内部に隠れている周期性を炙り出す。
   周期の意味を調べれば、地震の引き金が見える。

7.出来上がった地震予知は、検証せよ!
  ・地震予知は、成功例を評価式に当て嵌めて検証する。
   評価結果を受け止め、問題点を解決する、あるいは予知手法を根底から見直す、
   等を実行する。




地震予知は、不可能に近い難しいものだと思っています。
一方で、全く予知できていないのに、平気で有料で情報を流す輩も居ます。
ですので、もうひとつの「風の谷の生活」で200件を超える非難記事を書いてきました。

現状の地震予知を支持される方は、私のように地震予知を非難する者を嫌うでしょうが、
出鱈目な地震予知を認めるつもりはありません。
ですが、非難を繰り返すのも、褒められる事ではないのかもしれません。
そこで、「地震予知研究の手引き」をまとめ、真の地震予知が何を満たすべきなのか、
明確にするとともに、アマチュア研究者の力が少しでも地震予知研究の助けになればと、
思っています。


大雑把なプロットは考えた上で書き始めましたが、読み返してみると分かり難いところが
各所にあります。
なので、いずれ整理しようと考えています。


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2016年9月19日 追記

素人研究者の戯言にお付き合い頂き、ありがとうございます。
「研究の手引き」と題していますが、あくまでも巷の有料地震予知に対する非難の一環で
書いたものです。
ですので、正しい研究の進め方とは言い難い内容です。
それでも、巷の有料地震予知の出鱈目さを指摘できるくらいのレベルにはあると思います。
特に、論理的な発想による評価基準を持たない、あるいは明確な最終目標を持たない、
等の研究者とは思えない姿勢は、私以外は相手にもしないでしょう。

私が提案した地震予知の評価基準は、地震予知の目標を明確にする意味も持ちます。
同時に、継続しても期待できない地震予知手法も、洗い出してしまいます。
評価値が0.01を超えないのなら、その地震予知は諦める方が良いと思います。
なぜなら、精度が100倍に向上しても、「価値がある地震予知」とはならないのですから!

今回は、評価式の正しい利用方法を説明します。
地震予知を行う人は、例外なく結果に甘いので、評価式も正しく利用しなければ意味が
なくなります。

もう一つの「風の谷の生活」では、震度で計算する評価式も提案していますが、現状を
鑑みると、デタラメな地震予知が広がる下地を作りかねないので、ここでは公開しない
ことにしました。
なぜなら、震度は、地震の規模震源が正確に予測できた上で、地質を加味しなければ
予測できません。
例えば、数百メートルしか離れていなくても、川沿いの軟弱地盤と台地の上では震度は
異なります。また、震源からの距離が少し違うだけでも震度は変わります。
逆に見ると、震度の予測は、場所についてはピンポイントで指定される筈です。
JESEAや富士S-CASTのように予測や判定が震度を基準としている場合、
場所毎に震度が予測されなければ説明がつきません。
震度5弱以上を関東地方といった広範囲を指定すること自体、地震を予知出来ていない
証拠とも言えます。



さて、評価式に入力する地震予知の三要素について、見ていきましょう。

まずは、期間です。単位は、「日」です
6時間に絞った予知であれば、0.25日で計算します。
期間は、「地震が起きる」とした期間全体を指します。
イメージしてほしいのは、「地震が起きる」と予想した期間内は電車を止めると考えます。
当然、誤差も含みます。
例えば、「1月1日から1月7日までに巨大地震が起きる」と予想した場合、実際は9日に
地震が起きた際に「予知が外れた」と考えるなら問題ありませんが、「誤差の範囲内だ」と
考えるなら、誤差を含めた期間で考えるべきです。
なぜなら、「1月1日から1月7日までは電車を止めていたが、9日は通常運転していた
から大惨事になった」と考えなければなりません。
少なくとも、初日(この場合なら1月1日)から地震が起きた日までは、期間としなければ
意味がありません。
「地震解析ラボ」では、予知期間は通常は7日間ですが、予知期間の前3日と後10日は
誤差範囲としているので、合計で20日間が期間となります。
この考え方を広げ、短期の地震予知の延期を繰り返すパターンでは、初回からの期間で
計算します。
串田氏は、3日間程度の短期の地震予知を数年に渡って延期を繰り返していますが、
初回の初日からの日数が期間となります。


次は、面積です。単位は、km²です
これも、誤差を含めた面積で計算します。
「地震解析ラボ」の場合、予知範囲の外側に緯度経度で1度以内を誤差としているので、
ここまでの範囲が面積となります。
「麒麟地震研究所」は、アウターライズ地震(日本海溝の東側)を予想していて、
「薩摩半島西方沖地震を予知していた」と言っていますが、この場合の誤差範囲は
日本海溝東側を中心に、薩摩半島西方沖地震の震央までを半径した円の面積を、
面積として計算します。


最後は、規模です。単位は、マグニチュードです
マグニチュードには、気象庁発表の数値とモーメント・マグニチュードがありますが、
M7.0を超える場合はモーメント・マグニチュードを利用するのが原則です。

さて、地震の規模についても、誤差を含めて計算するのですが、含める誤差は下方のみと
なります。
例えば、M5.5±1.5という地震予知だと、M4.0でもM7.0でも予知成功です。
誤差範囲を含めると言っても、M4.0の地震予知に成功した際に、評価をM7.0で
計算するのは酷過ぎます。
M7.0は半年に一回程度しか発生しないのに、毎日のように発生するM4.0と同等に
扱うわけにはいきません。
M4.0を予知成功とする以上、評価式もM4.0で計算すべきです。



1週間以内に、埼玉県内で、M6.5±0.5の地震が発生する」との地震予知をしたとします。
期間は、1週間以内なので、7日となります。
面積は、埼玉県の面積=3798km² となります。
マグニチュードは、M6.0からM7.0が範囲になるので、M6.0で計算します。

         10⁶⁻²
評価値 = ─────────────
       3798 × 7

この計算結果は、0.376となります。
評価は、「実用レベルには達していないが、予知はできている」となります。
評価が高くないのは、対象とする地震がやや小さいためです。
仮に、M7.0±0.5を対象とすれば、評価値は1.19となり、実用レベルの地震予知と言えます。
まずは、計算してみてください。



この条件で巷の地震予知を評価すると、出鱈目さがよく分かりますよ。
逆に、この評価式で1.0未満では、電車を止められないことが分かると思います。
前述の例では、M6.0(評価値=0.376)では鉄道の路床に影響するような揺れには
ならないので、1週間も電車を止めたままにはできないのです。


-地震予知研究の手引き(アマチュアの目指す方向)-

歪を表す現象と、時期を知らせる前兆現象を組み合わせると、地震予知が出来上がります。
歪を表しているか、地震の前兆なのか、真面目に確認されていることと思います。
中には、そんな事を無視して、「地震を予知できる」を豪語される方もいるでしょう。
色々な考えの基に作られた地震予知手法は、それが実用的な機能を有しているのか、
はたまた出鱈目に地震予知をして成功率だけを稼いでいるのか、検証する必要があります。

今回は、地震予知が実際に地震を予知できているのかを検証する方法を説明します。


地震を真に予知できているのか、キチンとした検証を行う必要があります。
巷の地震予知は、全て成功率だけで検証しています。
成功率には、発表した予知内容に該当する地震が発生したかをみる的中率と、発生した
地震を予知できていたかみる予知率がありますが、「明日、日本で、有感地震が発生する」
と言えば、どちらも簡単に100%の成功率にできます。
地震予知の三要素を緩めれば、成功率は簡単に高くできるのです。
ですから、単純な成功率で地震予知の実力を判断できません。

そこで、成功率に代わる判定基準を考える必要があります。
地震の三要素では、予知対象の規模を小さくすれば発生頻度が高くなるので、成功率は
高くなります。
対象となる地域を広く取れば、範囲内の地震が増えるので、成功率は高くなります。
地震が発生すると予想される期間を長く取れば、期間内に発生する地震が増えるので、
成功率は高くなります。
なので、この三要素を合わせて、評価基準を考えなければなりません。

まず、面積に比例して地震が増えるので、評価基準は面積の逆数であるべきです。
期間についても、期間の長さに比例して地震が増えるので、評価基準は期間の逆数である
べきです。
地震の規模が大きいほど地震が少ないのですが、指数級数的に減るので、評価基準は規模の
指数であるべきです。

地震の発生頻度における以上のような特性を踏まえ、私は次式で地震予知を評価するように
しています。

地震の評価式



この式は、予知に成功した場合に適用します。
成功したという地震予知の内容を用いて、当該の地震予知情報が価値のある内容を持って
いたか、検証してします。
評価値は、以下のように評価します。

・     評価値≧1.00:実用レベルの地震予知と言える
・1.00>評価値≧0.10:実用レベルには達していないが、予知はできている
・0.10>評価値≧0.01:かなり怪しいが、デタラメと断じることもできない
・0.01>評価値     :明らかにデタラメと断定できる


私が調べた範囲では、評価値が0.01を超えた例はありません。
有料・無料に関わらず、全ての地震予知がデタラメのレベルでした。
0.01の評価値であっても、達成すれば凄いことだと、私は思っています。



-地震予知研究の手引き(検証方法2)-

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