妊娠中の乳癌患者への抗癌剤治療で、
妊娠5ヶ月以降なら、治療を行っても赤ちゃんへの悪影響はなかったと、
11日の日本乳癌学会学術総会で聖路加国際病院が発表する予定だそうです。
 
14年間で乳癌治療中の母親から34人の赤ちゃんが誕生しましたが、
これまでに障害や異常は見つかっていないそうです。
 
妊娠4ヶ月以前は、胎児が影響を受けやすいそうですが、
妊娠5ヶ月以降なら、抗癌剤によっては胎児への影響はないのだそうです。
妊娠後の検査で乳がんが見つかることもありますが、
そのような場合でも乳癌の治療をしながら出産することも可能なのです。
 
女性にとって、あるいは夫婦にとって、福音となる報告ですね。