このblogでも、私が読んだ本を何冊か紹介してきました。
でも、今日の1冊は、これまでとは全く毛色の違う本です。
 
「フィルハーモニア東都物語」は、架空のオーケストラを舞台に、実在の
オーケストラも抱える苦難と喜びが描かれています。
著者は、企業のメセナ活動を通して得た経験を基にして、書かれたようです。
オーケストラの裏方の御苦労と共に、クラシック音楽の味わいが伝わってきます。
ただ、この著者は、既に他界されています。
登場人物の描かれ方から、著者の人柄が伝わってくるだけに、残念でなりません。
 
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実は、私はクラシック音楽に興味があります。
と言っても、その知識は一般常識の域を出るものではありません。
ですが、持ち前の好奇心で、メジャーではないこの本に巡り合うことになりました。
 
そして、もう一つ。
いつか、作曲をしてみたいと考えています。
「一般人のレベルで、なんと大それた!」
そんな声が聞こえてきます。
もちろん、私自身、作曲の才能は無いと思っています。
なので、コンピュータで作曲できないかと、考えを巡らせています。
 
「ヒット曲を作りたければ、ソ・ド・レ・ミで始める曲を作れ」
こんな格言があるのだそうです。
 
西洋音楽は、12音階です。
周波数が2倍になる間を、等比で12分割する音階で作られています。
この1音階が、いわゆる半音にあたるのです。
一方、和音は、単純な整数比になる組み合わせが、綺麗な音色になるのです。
 
12音階は無理数となるので、整数比を求める和音は、相容れないものなのです。
ところが、先程の格言を分析すると、
「ソ」と「ド」は、3:4の綺麗な整数比(厳密には違うが)になるのです。
「ソ」と「レ」も、2:3の綺麗な整数比です。
「ソ」と「ミ」も、3:5に近い比較的綺麗な整数比です。
前述の格言は、科学的に見ても、真理を突いているように思えます。
 
私の作曲法(アルゴリズム)は、これを基に構築しようと考えています。
 
 
ちなみに、格言に当てはまる曲は多いようですが、一例を揚げておきましょう。
それは、「千の風に乗って」です。
他にもたくさんあるそうです。
皆さんも、探してみてはどうでしょうか。
 
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  書名 : フィルハーモニア東都物語
  著者 : 齋藤公治
  発行 : 文芸社
  初版 : 2012年3月15日