3年前、「日本創成会議」が、衝撃的なデータを発表しています。
896の自治体で、2040年に20~30台の女性が半減する!
523の自治体では、人口が1万人を切り、消滅の危険性があると言うのです。
 
もちろん、「豊葦原中津谷」は、この896自治体に含まれています。
(523自治体の一覧が見つからず、こちらに入っているのかわかりません)
なんてたって、落人の里ですから。
「豊葦原中津谷」が属する自治体の中でも、「豊葦原中津谷」は辺境の地です。
消滅の危険性は最高レベルでしょう。
 
イメージ 1
 
ところで、「日本創成会議」が発表したデータは、疑問を感じるところもあります。
例えば、豊島区が896自治体に含まれている点です。
23区で消滅の危機に瀕しているとしたら、千代田区だと思っていました。
 
私の感覚と差がある原因は、女性の人口推移のみを観点に行っているからでしょう。
例えば、地方都市で、若い男性がドンドン首都圏に就職していっても、女性が土地に留まれば、数値は良くなるはずです。
既婚者の人口(一夫一婦制の日本では男女どちらを基準にしても同じ)で見る方が、もう少し精度が高まると思います。
その意味では、このデータは、目安程度に捕えておく方が良さそうですね。
 
「豊葦原中津谷のニニギ」のテーマは、田舎での生活がベースですから、多くの人が真似をしてくだされば、地方の自治体の消滅の危機は低くなると思います。
それに、深刻な食糧難が重なれば、人口は一気に地方に流れ出すでしょうから、都市部の方が消滅の危機が高まるかも・・・
 
やはり、このデータは、せいぜい目安程度ですね。