「風の谷」では、ジャガイモの栽培をする予定があります。
そのジャガイモですが、芽に毒があることは知られていますが、
その毒素の遺伝子が発見されたそうです。
 
理化学研究所、キリン基盤技術研究所、大阪大学等の研究チームが、
ジャガイモの天然毒素の剛性に関わる遺伝子を発見したのだそうです。
ジャガイモの毒素であるαーソラニン等は
「ステロイドグリコアルカロイド」の一種で、
コレステロールからできています。
研究チームは、
「SSR2」遺伝子が作る酵素がコレステロール合成に関与していることを
酵母の実験で発見したのです。
 
ジャガイモの毒素は「α―ソラニン」や「α―チャコニン」で、
食べると吐いたり、下痢や腹痛、頭痛を起こしたりします。
今回の発見を応用することで、この遺伝子が働かず、
有毒成分が少ない品種を開発できる可能性があるということです。
 
遺伝子組み換えでこの遺伝子が働かないジャガイモを作ったところ、
ステロイドグリコアルカロイドの量が通常の1割に減らすことにも成功したそうです。
ジャガイモに有毒なアルカロイドが含まれる理由は特定されていませんがいが、
植物のアルカロイドは昆虫や動物による食害を防ぐ効果があると考えられています。
ジャガイモは、やせた土地で育ち、かつ栄養価も高いので、 
病害虫が発生しやすい作物です。
その自衛機能として、毒素を持つのかもしれませんね。
もしそうなら、毒素を作る遺伝子は、そのままの方が「風の谷」の栽培方法には
むいているように思います。