「豊葦原中津谷」の土は、火山灰土が含まれています。
測ったわけではありませんが、酸性に傾いているはずです。
 
日本は、資源が乏しいことで知られていますが、
石灰岩は、国内で100%の自給を果たしています。
ですので、
「豊葦原中津谷」の自給計画の中で、酸性を中和するための石灰は心配していませんでした。
ただ、食糧事情が悪化すれば、石灰も需要が増えて価格が高騰するかもしれません。
そこで、念のために石灰も自給できないか、考えてみました。
 
手っ取り早いのは、調理等で残った貝や甲殻類の殻を土に混ぜることです。
他には、海岸から貝殻を拾ってきて、粉砕して土に混ぜる方法です。
「豊葦原中津谷」から近いとは言えませんが、
車に行ける範囲でホタテガイの貝殻が打ち上げられている浜があります。
そこから拾って帰ってくるのも方法かなと、考えています。
 
 
ただ、心配なこともあります。
CO₂排出量が増えたため、海水の酸性化が進んでいます。
海水が酸性化していくと、貝の成長が阻害されることが指摘されています。
温暖化が進むにつれて、貝殻さえも、手に入りにくくなっていくのかもしれませんね。