食糧自給率には、いろいろな計算方法があります。
 
一つは、生産額に占める国産品の割合です。
生産額ベースで計算した食糧自給率は、68%程度です。
 
二つ目は、摂取カロリーに占める国産品の割合です。
カロリーベースで計算した食糧自給率は、39%程度です。
 
カロリーベースの食糧自給率は、私たちが食べる食品に占める国産品の割合です。
ですが、牛や豚の飼料や味噌の原料の大豆等に占める輸入品の割合を無視しています。
例えば、食肉生産で必要となる飼料は約70%を輸入に頼っていますが、これを無視しています。
飼料の輸入が滞れば、食肉生産は今の30%まで落ち込むのです。
 
飼料や原料の輸入も考慮した実質的なカロリーベースの食糧自給率は、33%程度です。
食糧や飼料の輸入が完全にストップしたら、約8600万人が餓死するということです。