食糧自給率は、農地面積当たりの人口で決まるはずです。
それをグラフにしたのが、下のグラフです。
 
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グラフでは農地面積と書いていますが、正確には農地面積当たりの人口です。
食糧自給率と農地面積当たりの人口の相関係数は、0.956とかなり高い値になっています。
 
食糧自給率は、食糧生産量を人口で除した値です。
また、農地面積当たりの人口は、言葉の通り、人口を農地面積で除したものです。
両方から人口を取り除くと、食糧生産量と農地面積に相関関係がある事がわかります。

逆に言えば、地域に関係なく、ほぼ日本全国どこでも、単位面積当たりの生産量は大差ないということです。
当たり前の結果とも言えますが、北の北海道も、南の沖縄でも、単位面積当たりの生産量に大差がないことは、少し意外でもあります。