2014年6月、国際自然保護連合(本部スイス)は、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。
 
1970年代の乱獲と、河川改修の影響を受け、数が激減していました。
その一方、生態の研究は大きく遅れており、産卵場所が確認されたのは2006年。
完全養殖も、実験室レベルでさえ、成功したのはたったの4年前です。
これって、調査捕鯨のレベルに似ていませんか?
ロクにクジラ研究もせず、商業捕鯨再開だけを考え、クジラを獲る事しか考えず、
結果、調査捕鯨さえ禁止される不始末を犯した農水省の体たらくと!
 
ウナギは、孵化すると直ぐに黒潮に乗り、東アジア周辺の河口から遡上します。
10年程度を河川で過ごした後、再び海へと戻っていきます。
つまり、資源回復には、最低でも10年はかかると言うことです。
また、生涯で一度しか産卵しないので、孵化→成長→産卵のサイクルと乱すと、
資源回復の可能性が下がりやすいのです。
しかも、生態のサイクルが壊れていても、気付くのに10年かかるのです。
 
正直なところ、レッドデータブックに入れたのが遅すぎなかったのならいいなと、
心配しています。