生産額ベースの食糧自給率を向上させるためには、どうすれば良いのでしょうか。
 
カロリーベースの食糧自給率と国内農産品の販売価格の積が、生産額ベースの自給率です。
生産額ベースの自給率を向上させるには、カロリーベースの食糧自給率を向上させるか、
国内農産品の販売価格を高くしていく必要があります。
しかし、カロリーベースの自給率を向上させるには、販売価格を下げる必要があります。
 
では、最適なカロリーベースの食糧自給率は、どれくらいでしょうか。
計算してみたところ、38%程度でした。
現在の日本のカロリーベース食糧自給率は、39%です。
経済性の面から見た自給率としては、現時点の数値は理想に近いことになります。
 
ただ、地球温暖化を考えると、今後も食糧を安定的に輸入できる保証はなく、食糧安全保障の観点からは危機的な状況には変わりありません。
その意味で、生産額ベースの食糧自給率は、意味を持たないと思っています。
 
 
 
ここまで、物事を単純化して、あるべき食糧自給率について計算しました。
私は、経済学については素人ですので知りませんが、経済学的観点で食糧自給率のあるべき姿を研究しているのでしょうか。
経済学に詳しい方のご意見をいただきたく、よろしくお願いします。