2014年3月26日、米オンライン科学誌「PLOS ONE」にアカボウクジラの潜水能力が
発表されました。
 
水棲哺乳類では、マッコウクジラが最高の潜水能力を持つと考えられていました。
マッコウクジラは、90分もの潜水中に3000mまで潜るというのです。
ところが、アカボウクジラは、ある一頭は2992mまで潜水し、
また別の一頭は138分も潜水を続けたというのです。
アカボウクジラの生態は不明点が多いそうですが、その中で研究を進めたようです。

 
残念なことに、この研究は、調査捕鯨を続けてきた日本ではなく、
反捕鯨国の一つであるアメリカのカリフォルニ ア州のスクリップス海洋研究所の
海洋哺乳動物生物学者シモン・ボーマン・ピッカリング氏によるものでした。

これが、日本の調査捕鯨の実態です。
調査捕鯨を行いながら、クジラの生態についての見識を増やしていないのです。
これを見直さなければ、商業捕鯨は再開できないし、調査捕鯨もできなくなるでしょう。
 
もし、将来、食糧難になって国内に餓死者が出るようになった時、
日本が商業捕鯨を再開できないのなら、今の調査捕鯨の関係者の罪は大きいと思います。