東大、ボーイング、日航、全日空、成田空港会社、石油資源開発等が中心になり、
「次世代航空機燃料イニシアチブ」を立ち上げられています。

国際線の航空機が出す温室効果ガスは、全排出量の2%程度あるそうです。
また、毎年4~5%の排出量増加が見込まれています。
脱化石燃料で代替する事で、この増加量を2020年に止める事を目標としています。

 
温室効果ガスを抑えると言っても、カーボン・ニュートラルです。
航空機燃料のケロシンをバイオ燃料に置き換える事で、温室効果ガスの排出量と
吸収量をバランスさせるのです。
原料となりうる都市ゴミ、藻類、非食用植物の調達、精製、供給等の事業モデル、
法制度等の課題を含めたロードマップを作り、実行していくそうです。
 
この目標は、それほど高いものではありません。
だからこそ、実現してもらいたいものです。
安定供給の難しさや農地への影響等、課題は少なくないと思います。
 
私としては、「お手並み拝見」て、ところです。