ふとしたことから、
貿易を禁止すれば、地球温暖化はかなり穏やかになるはず」と
思うようになりました。
 
日本は、世界中で排出される二酸化炭素の27分の1を排出しています。
これに対して、面積は、世界の390分の1しかありません。
日本の国土の面積当たりの二酸化炭素排出量は、世界平均の14倍以上です。
日本は、大きな排他的経済水域を持っています。
これを領土に加えた面積は、世界の59分の1になります。
ですが、これでも世界平均の2.2倍も排出しています。
ついでに、人口でも見てみましたが、
国民一人当たりの二酸化炭素排出量は、世界平均の2.1倍でした。
 
面積から見ても、人口から見ても、
日本は世界平均を大きく超える二酸化炭素を排出しています。
なぜ、こんなことができるのでしょうか。
理由は、貿易で大量の化石燃料を輸入できるからです。
もし、貿易を禁止すれば・・・
 
 
貿易を禁止するのは、流石に無理でしょう。
ですが、考え方として、貿易を減らす方向性もあるということ。
 
「経済が成り立たなくなる!」との意見もあるでしょう。
ですが、私たちは経済のために生きているわけではありません。
生きるために、経済活動をしているだけです。
ならば、生きるために必要な経済活動と、生きるためには不要な経済活動を分け、
生きるための経済活動に絞れば、貿易を減らし、二酸化炭素排出量を減らせるのです。
 
こんな考え方もあるのです。