温暖化防止が叫ばれている現代、交通システムからのCO2排出量の劇的削減は、必須の課題でしょう。
では、近未来の交通システムはどうあるべきか、簡単に考えてみました。

まず、削減と転換に分けて考えてみたいと思います。
同時に、人の移動と、物の移動とに分けたいと思います。
つまり、命題は、以下の4項目です。
1.人の移動の削減
2.人の移動手段の転換
3.物の移動の削減
4.物の移動手段の転換

これらを考える上で、なぜ人や物が移動するのか、移動させるのか、分析が必要です。
それも、「移動させないと経済が成り立たなくなる」といった曖昧なものではなく、「病院へ行くため」、「買った家具を家まで運ぶため」といった具体的な事例を元に考えるべきでしょう。
マクロでは、「食糧を輸入するため」、「エネルギーを輸入するため」なども、後々考えなければならないでしょう。
ただ、削減は、経済界からの猛烈な反対に遭うでしょうね。

まず、人の移動ですが、通勤、通学、病院、買物、旅行などがあります。
これらは、旅行を除くと、削減が難しいものばかりです。
ちなみに、「旅行を減らせ」と叫んだなら、経済界から「旅行産業や交通業界が成り立たなくなる」と反発を喰らうかもしれません。
となると、削減は後回しにして、手段の転換から検討に入ることにします。
一番簡単な答は、EVやFCVに変えることかもしれません。
もう一歩、進めると、全ての乗用車をバスやタクシーにすることです。
自動運転の実用化が目前に迫っており、タクシーの無人化も手の届くところまできています。
ならば、個人所有の車を廃し、タクシー、またはカーシェアとする案が考えられます。
ただ、これだけでは自動車の生産台数の削減だけで、環境負荷の削減は少ないでしょう。
なので、これらの車から、効率が高いバスや電車などに乗り換えてもらうよう、利用範囲の制限や利用料金の累進性などを合わせて検討すると良いと思います。
都市部では、これでいけるかもしれませんが、農村部は電車はなく、バスも週に二往復(風の谷は本当にこの本数です)なんて場所もあります。
なので、農村部もスマートコミュニティーのような考えを持ち込むことを考えなければならなくなるでしょう。

まずは、ここまでとします。