ユーグレナは、航空燃料として、ミドリムシ由来の燃料を全日空に供給するとともに、実証プラントを建設することになっています。
航空燃料は、当面は通常の航空燃料にミドリムシ由来の軽質油を10%程度程度混ぜることになっています。
また、自動車用の軽質油としても実験を繰り返しており、将来的にはミドリムシ由来の燃料を100%とすることを目標にしています。

将来の燃料として、ミドリムシ由来の燃料が地位を築くためには、価格、生産力などの経済的な問題に加え、航空燃料や軽油との発熱量の違いや粘性の違いを考慮したエンジンの開発も、必要になってくると思います。
特に、粘性の違いは、マスコミでは見逃されていますが、燃料ポンプの潤滑に影響する可能性があり、気になるところです。
また、使用目的によって税率が変わるので、その辺りも興味が湧きます。

話題には事欠かない内容なので、機会があれば続きを書きたいと思っています。