こんな話を目にしました。

「アメリカでは性差がない」・・・舞田敏彦氏のTwitterより
(リンク⇒https://twitter.com/tmaita77/status/952031565407596545


(※このグラフの「地理」は、「地学」の間違いのようです)


データは、独立行政法人国立青少年教育振興機構の「高校生の科学等に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-」からの抜粋のようです。
(リンク⇒http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/88/
その中の「Ⅱ 自然や科学への興味や関心」からレーダーチャートを作成しています。
(リンク⇒http://www.niye.go.jp/kanri/upload/editor/88/File/04dai1shou.pdf


前述のグラフを見て、私は違和感を感じました。
アメリカの男女差が、異常なまでに少ないのです。

男性脳・女性脳という言葉があるように、男女で脳の構造は異なっています。
また、それぞれの性別に対応した特性を持っています。
例えば、女性脳は脳梁が太く、同時に複数の事をこなすことに長けています。
例えば、話をしながら別の仕事を同時に行う場合、女性はスムーズにこなしていきますが、
男性は途切れ途切れになってしまいます。
一方、男性脳はパターン認識に長けています。
男女の体力差が影響しない将棋や囲碁でも、男性の方が強く、男女を分けて開催されます。

このように、男女間で脳の特性に違いがあるのに、科学分野に対する興味が男女間で差が
ないことは、何らかのバイアスがかかっていると考えた方が良いように思います。
それは、ノーベル賞の授賞者からも見えてきます。

アメリカ国籍でノーベル賞を受賞した人は、2016年時点で338人です。
その内、女性受賞者は14人です。
14人の受賞部門は、物理学賞1人、化学賞0人、医学生理学賞7人、経済学賞1人、
文学賞2人、平和賞3人です。
それぞれの部門に占める女性の割合は、次のようになります。

  物理学賞     1.2% (男:84人、女:1人)
  化学賞      0.0% (男:66人、女:無し)
  医学生理学賞   7.1% (男:92人、女:7人)
  経済学賞     1.9% (男:51人、女:1人)
  文学賞     18.2% (男: 9人、女:2人)
  平和賞     12.0% (男:22人、女:3人)

前述のグラフと同様に、この割合を載せてみましょう。
ただし、物理学賞は、「物理」「地学」「天文」に同率で配分します。
同様に、医学生理学賞は、「動植物」「人体」に同率で分配します。

性差とノーベル賞(アメリカ)

どうでしょうか。
「天文」が延びていないことを除くと、日本人女性のデータに似ているとは思いませんか。

冒頭のグラフですが、日本の方が性差に相応する結果が出ていて、アメリカの方が何らかのバイアスがかかっているように見えます。
アメリカでは「男女の性差があってはならない!」との社会的な圧力があるのではと、
私には思えてしまうのです。



大切なことは、原則として、権利に性差を持たしてはならないことだと思います。
正確には、権利にも性差があっても良いのかもしれません。
能力で判定する世界では、性差で得手不得手があっても、能力でフルイにかけられます。
権利に差を付ける必要はありません。

しかし、姦淫に関しては、女性保護の立場での立法や運用があるべきと思います。
性的暴力の被害者は、圧倒的に女性が多い以上、その対策として、性差を踏まえた対策が
必要なのです。
このような法とその運用は、時として痴漢冤罪などの冤罪を生み出す要因ともなります。
しかし、女性保護の観点からは、このような法と運用は広い意味での女性の権利であり、
社会的にも保障されなければならないと思うのです。


総括するなら、本当に大切なのは、
  生涯を通した幸福度に性差があってはならない のだと思います。