ロータリーエンジンは、水素エンジンとしても研究が進められています。
FCVと比べてどちらが効率が良いのか、調べていません。
おそらくは、ロータリーエンジンが敵うことはないだろうと考えているからです。
 
そんな私ですが、ロータリーエンジンの新しいアイデアを考えていました。
そのアイデアを説明する前に、親子型ロータリーエンジンを紹介します。
親子型ロータリーエンジンは、高圧縮比にすることが難しいロータリーエンジンをディーゼル化するために生まれたアイデアです。
 
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左側のローターで給気を予備的に圧縮し、右側のローターでさらに圧縮します。
排気も、2段階で膨張させ、両方のローターから動力を取り出します。
 
さて、ミラーサイクルでは、ディーゼルエンジンの膨張工程をガソリンエンジンで利用しますが、親子型ロータリーエンジンの考え方を流用できないかと思いました。
それをふまえ、次のようなロータリーエンジンを考えてみました。
 
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このエンジンは、左右のローターで給気→圧縮→点火&膨張した燃焼ガスを中央のローターに排気することで、二段膨張のミラーサイクルエンジンが実現できそうだと考えたのです。
左右のローターに対して、中央のローターは二倍以上の単室排気量を持たせます。
また、中央のローターは、左右のローターに対して90°程度の遅れで、同方向(この絵では時計方向)に回転させます。
 
ただ、このエンジンには、色々な問題があります。
まず、大きさです。
三つのロータリーエンジンを横に並べるので、自動車のエンジンルームに収めることが難しいでしょう。
また、中央のローターは、360°の回転中、常時排気ガスに晒されるので、ローターの冷却に問題があります。
意外なところでは、左のローターも冷却が厳しくなるはずです。
ローターの冷却は、エキセントリックシャフトを通って出入りするエンジンオイルで行いますが、エンジンオイルはローターの下側に集まりやすいので、エンジンの上側を燃焼ガスが通る構造は、冷却に不利です。
 
実現するには、大きなブレークスルーが必要だと思いますが、こんなアイデアがあっても面白いかなと思い、記事にしました。