放射性物質の地層処分について、数万年も保管し続けなければならないことが問題になっています。
 
一方、CCSの技術開発は、好意的に捉えられているように感じています。
でも、ふと思ったのですが、
CCSってCO₂をいつまで保管するつもりで建設しているのでしょうか。
 
放射性物質は半減期があるので、徐々に放射線量は減っていきます。
ですが、CO₂は安定な物質なので、いつまで経っても変化しません。
処理を前提としないなら、永久に保管しつづけなければなりません。
でも、まず大量に保管しようとしていることから、処理は考えていないのでしょう。
 
こうみてくると、CCSは、かなり安易な発想ですね。



※CCSとは、 二酸化炭素の回収・貯蔵(Carbon dioxide Capture and Storage)のことで、
 二酸化炭素を回収し、地層等に貯留する手法の総称です。