2018年の東京のサクラ開花予想日は、
3月27日

開花予想に用いた法則は、下記の2種類です。

 157℃の法則(改):起点温度=日平均気温 9.94℃ 積算温度= 168℃
4730Kの法則(改):起点温度=日平均気温 8.13℃ 積算温度=5039K

これらについて、
1月16日までの気温実測値から算出した開花予想日は、以下のようになりました。

 157℃の法則(改):3月31日
4730Kの法則(改):3月27日

昨年からの改良点は、気温予測ツールの刷新です。
これに苦労して今日まで発表できずにいたのですが、
新しい気温予測ツールの計算結果に特徴的な周期が現れたことから、
実用レベルに達したと判断し、発表に漕ぎ着けました。
なお、サクラの開花特性は、2017年と同じ手法を用いています。
157℃の法則(改)と、4730Kの法則(改)で計算しましたが、
昨年同様、4730Kの法則(改)を採用することにしました。

さて、本日であれば、2月9日までの気象データを使えるのですが、
4週間も短い1月16日までの気象データしか使用せずに計算しています。
これは、ウェザーニュースと同等の条件で開花予想を出したかったためです。
というのも、ウェザーニュースが開花予想を発表したのは1月18日で、
同日に私も発表するためには、1月16日までの気象データしか利用できないためです。
まあ、自己満足のレベルでしかありませんが・・・


さて、予想した3月27日ですが、気象会社の予想よりも遅めの結果となりました。
さて、今年はどうなりますでしょうか。


今後ですが、三つのテーマで書いていきます。
まず、やり残している「サクラの開花法則の研究」です。
二つめは、開花宣言後の「反省会」です。
三つめは、気温予測ツールで明らかになった発見について、報告したいと思っています。

御期待ください。