高解像度降水ナウキャストというシステムがあります。
このシステムは、250m四方を1メッシュとして、30分先までの雨量を5分刻みで予想します。
このようなシステムが必要なほど、最近では集中豪雨が増えているようです。
 
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このグラフは、東京の過去130年間の年間降水量の変遷を表したものです。
年毎の違いはありますが、130年間で大きな変化はありません。
厳密に見れば、年間雨量はやや減少方向ですが、意味がある変化ではありません。
 
 
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このグラフは、同じく130年間の時間雨量最大値の変遷を表しています。
時間雨量最大値は、集中豪雨の目安になります。
見て分かるように、明らかに時間雨量は増える傾向にあります。
 
地球温暖化は、どんな形で現れるか、予測が難しいところがありますが、
集中豪雨が増える傾向にある事は、確かなようですね。