2017年の世界の平均気温は、史上2番目の高温だったそうです。
2016年の世界の平均気温は、史上最高の気温でした。
2015年の世界の平均気温も、それまでの史上最高の気温でした。
2014年の世界の平均気温も、それまでの史上最高の気温でした。
と言うことは、次の式が成り立ちますね。

2016年 > 2017年 > 2015年 > 2014年


さて、過去のブログを調べてみると、
2014年の世界の平均気温について書いていましたので、再録します。

-  -  =  =  <  <  ≫  ≪  >  >  =  =  -  -

気象庁によりますと、

2014年の世界の平均気温から、2010年までの30年間の平均値を差し引いた
「世界の年平均気温偏差」は、+0.27℃となり、
1891年の統計開始以来、最も高い値になる見通しであることがわかりました。
また、
今年の「日本の年平均気温偏差」は、+0.28℃で、
統計開始以来、11番目に高い値となる見通しです。
 
 
ところで、
「今年は、そんなに暑かったっけ? 1月は関東で大雪、今月は北日本で大雪だし」
なんて思っている人も多いでしょう。
実際、21世紀の14年間の平均と比べると、今年はほぼ平均値なのです。
 下のグラフは、21世紀の月毎の平均気温と今年との差を求めたものです。
赤い色は、21世紀の平均値よりも高いことを示しています。
気温が高かった月と低かった月が、ほぼ拮抗しているように見えます。
 
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上のグラフで安心してはいけません!
今年は、本当に平年値よりも0.28℃も高いんです。
 
平年値は、1981年から2010年までの気温から算出しています。
この平年値よりも0.28℃も、今年の気温は高かったのです。
言い換えると、
21世紀に入って、温暖化が加速しているのです。
 下のグラフは、平年値と今年の月毎の気温を比較したものです。
見ての通り、12月(21日までの値)以外は、平年よりも高いのです。
 
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「今年は、そんなに暑くなかった!」と思っていませんでしたか。
私は、「今年は暑くなかった」と思っていました。
もしかすると
私たちは、気付かない内に温暖化に慣れてしまっていたのかもしれませんね。