過去5億年の間に、5回の大量絶滅を経験している地球の生物界ですが、
今、人類の活動によって、6回目の大量絶滅を迎えようとしています。
 
シロクマが生息地を奪われ、今世紀の中頃までには絶滅する可能性が出ています。
これは、地球温暖化によるところが大きい事は、衆目の一致するところです。
日本では、似た原因で絶滅の危機に瀕しているのは、ライチョウでしょう。
 
 
ライチョウは、氷河期の生き残りとされ、
氷河が後退する際に高山に取り残されたのだそうです。
生息域は、夏は森林限界より上のハイマツが生える辺りです。
(厳冬期は森林限界内に下りてくるそうです)
 
ところが、近年の日本では森林限界の上昇が囁かれています。
富士山の森林限界の急上昇は、温暖化以外の要因がありますが、
高山帯の降雪量や積雪期の変化は、日本だけでなく世界で報告されています。
この変化の原因の最右翼は、地球温暖化でしょう。
 
温暖化に伴う環境変化は、高山帯で影響を受けやすいとされています。
高山帯の気候変化には、注目していこうと思います。