メタンガスは、二酸化炭素の25倍の温室効果があるそうです。
メタンハイドレート開発推進者の中には、メタンガスの温室効果を理由に、
メタンガスは使えば使うほど温室効果が低くなると嘯く者も居るようです。
 
 CH+2O→CO+2H
 
メタンガスを燃やすと、このようにメタンガスが二酸化炭素に変わるので、
温室効果が減ると言うのが主張のようです。
大気中のメタンを燃焼させて二酸化炭素に変えるなら、この理屈は間違っていません。
でも、メタンハイドレートを燃料として使う場合は、大気中のメタンガスは減らず、
二酸化炭素だけが増えるので、温室効果は悪化するのです。
 
私がメタンハイドレートの開発に反対する理由の一つが、これです。
 
 
 
さて、温室効果を考えると厄介なメタンガスですが、
北海道大学の福井教授らが、亜熱帯のダム湖底に脱窒メタン酸化細菌を発見しました。
脱窒メタン酸化細菌は、窒素酸化物の分解とメタンの酸化を行う細菌だそうです。
脱窒メタン酸化細菌は、酸素が乏しい湖底付近で、窒素酸化物を分解して酸素を得て、
メタンを酸化することでエネルギーに変えるようです。
 
脱窒メタン酸化細菌は、地球温暖化を防ぐ役割を担っているのかもしれませんね。