2017年は史上2番目に暑い年でした!
 
温暖化の影響で、海水面は年に3mmのペースで上昇しています。
北極海の海氷面積は、確実に狭くなっています。
南極海の海氷面積は、逆に10年で1~2%ペースで広がっています。


北極海と南極海の海氷の状態が逆の現象になっているのはなぜでしょうか。
その要因として考えられることを説明します。
 
北極海は、海氷自体が回転しながら暖かい海水を吸い込んでいます。
北極海を囲む陸地から流れ込んだ氷でできている北極海の海氷は、厚さが薄いので、
暖かい海水が流れ込むと融けやすいのです。
 
一方、南極は、非常に気温が低いため、大気中の水蒸気はダイアモンドダスト等で
地表に落ちてしまい、極端に乾燥しています。
南極にあるドライバレーは、地球上で最も乾燥していると言われています。
その南極も、温暖化を受けて気温が上昇したため、湿った空気が入りやすくなり、
降雪量が増えているとみられます。
南極海の海氷面積が増えているのは、降雪量の増加によるものかもしれません。

 
地球温暖化は、世界中で一律に気温が上昇したり、氷河や海氷が融ける等の現象が
発生するわけではありません。
そのため、人々は自分に都合良く解釈することができてしまいます。
この御都合主義が、温暖化対策を遅らせる要因となっているのかもしれません。