最初に、クイズから始めましょうか。
 
野生のライオンと、動物園で飼育されているライオンでは、どちらが多いでしょうか?
 
答えは、動物園のライオンの方が、野生の頭数を上回っているそうです。
 
この状況は、他の動物でも起こり始めています。

背景には、環境の変化により生態系の破壊があるようです。
1年に4万種のペースで、絶滅が進んでいるのです。
この速さは、恐竜の絶滅期と同等以上と言われています。
この大量絶滅の犯人は、言うまでもなく人類です。


人類の活動の中で、地球温暖化が影響する絶滅の危機も、問題になり始めています。
温暖化によりユーカリの栄養価が下がり、コアラが絶滅すると言われています。
実は、草食恐竜の巨大化の要因の一つに、植物の栄養価が低かったことが上げられています。
恐竜が闊歩した時代は、地球は現代よりも温暖でした。
そのため、植物の生長が早く、その分だけ栄養価は低かったとされています。
恐竜は、消化管を長くする進化により、必要な栄養を体内に取り込めるようになったのです。
人類が引き起こしている地球温暖化は、進化が追い付けない急激なものなので、
コアラは絶滅の危機に瀕しているのです。
 
動物園では、ズーストックを本格化し、種の保存に懸命です。
でも、そろそろ本気で地球温暖化を止めにかからないと、
地球の生命圏は跡形もなくなってしまうかもしれません。