気温の上昇が、都市化によるものか、それとも地球温暖化によるものか、
どうすれば区別できるでしょうか。
 
地球温暖化は、
温室効果ガスによって地表の熱が宇宙に放射されにくくなることで起こります。
なので、地球温暖化の影響は、寒冷地ほど、また冬場ほど大きくなります。 
これに対して、都市化の影響は、照り返しや冷房の排熱等、夏場に大きくなります。
 
 
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これは、東京の過去139年間の月平均気温の上昇率を月毎にまとめたグラフです。
X軸は月、Y軸は温度上昇率(℃/年)です。
 
東京は、年平均気温では、0.024℃/年のペースで上昇しています。
でも、月別で見ると、最少の0.017℃/年から、最大の0.34℃/年と大きな差があります。
これを、春・夏・秋・冬に分けて、温度上昇率を見てみましょう。
 
 春( 3~ 5月):0.024℃/年(100年で2.4℃の上昇)
 夏( 6~ 8月):0.018℃/年(100年で1.8℃の上昇)
 秋( 9~10月):0.026℃/年(100年で2.6℃の上昇)
 冬(11~ 2月):0.031℃/年(100年で3.1℃の上昇)
 
明らかに、夏の気温上昇が小さく、冬の気温上昇が大きいことが分かります。
都市化の気温上昇もあるでしょうが、明らかに地球温暖化によるものと分かります。
 
地球温暖化は、既に深刻な状態になっているのです。