ある大学の教授で、地球温暖化否定論者が居られるそうです。
その方は、「大型の台風が減っているから、温暖化は起きていない」と
説明しているそうです。
 
大型の台風が減っていることは、このblogでも取り上げています。
ですが、大型の台風が減っている事が温暖化している証明だと、私は思っています。
なぜなら、温暖化は温室効果ガスによって地表の熱が宇宙空間に逃げなくなる事で
進むからです。
 
大気上層の熱が宇宙空間に逃げずに留まり、上空の気温が上がると考えると、
海面の熱で上昇気流が起きても、上空の気温が高ければ、海面との温度差が小さくなり、
上昇気流は小さくなります。
台風は、この上昇気流が強いほど発達しやすいので、温暖化が進むと大型の台風は
減ると考えることができます。
 
以前にも書いていますが、
この考えは、スーパーコンピュータのシミュレーション結果に反します。
ただ、人類が誇るスーパーコンピュータをもってしても、かなり荒いメッシュで
計算せざるを得ないのも事実です。
だから、シミュレーション結果が正しいとは限りません。
より高性能のコンピュータができたなら、より高精度で計算できるようになり、
違った結果になるかもしれません。
 
とにかく、コンピュータの性能は、高ければ高いほどありがたいことは確かです。
 
「1番じゃないとダメなんですか? 2番じゃダメなんですか?」
私なら、「1番か2番かじゃなく、もっと高性能なコンピュータが必要なんです」
と答えたいですね。
 
ねっ。
蓮舫さん