地球温暖化が叫ばれて久しいのですが、私は、少し違う見方をするようになってきました。
その原因を作ったのは、中国なのです。
 
今年は、年明けの大雪で始まりました。
と言っても、地球温暖化が治まったわけではありません。
それどころか、地球全体では観測史上最悪級の気温を観測しているのです。
日本周辺の狭い範囲だけが、低めの気温で推移していたのです。
 
なぜ、日本周辺だけが温暖化が止まったように気温が低いのでしょうか?
その要因を作ったのが、なんと二酸化炭素排出量が世界一の中国らしいのです。
 
中国は、二酸化炭素だけでなく、PM2.5の排出量も世界一です。
このPM2.5を核にして雲が出来るのですが、
PM2.5の量が多いため、PM2.5同士が水蒸気の奪い合いになり、雲中の水滴は
充分には大きくなれないのです。
この結果、雲は雨にならずに長く空に留まり、日射を遮るのです。
 
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「中国は、地球温暖化の防止に大きな貢献そしているんですよ」
中国なら、平気で言い出しかねません。
でも、本当にPM2.5を出し続けていいのでしょうか。
 
 
私が、地球温暖化に対する考え方を修正する切っ掛けが、この事実なのです。
問題の本質は、地球温暖化ではないのです
 
地球温暖化は、現象の一つでしかないありません。
元凶は、人類が排出する二酸化炭素にあるのです。
 
排出される二酸化炭素の内、大気中に留まった分が、地球温暖化を起こしているだけです。
海水中に取り込まれた分は、海水の酸性化と深海の酸欠を引き起こし始めています。
仮に、PM2.5で温暖化を止められても、海水の酸性化や深海の酸欠は防げません。
近い将来、海産物に打撃を与え、人類の生存も脅かすようになるでしょう。
 
 
所詮、地球温暖化は現象の一つでしかないのです。
地球温暖化を防げば良いのではなく、二酸化炭素の排出量自体を抑える必要があるのです。
 
停めないといけないのは、火力発電所であり、自動車の内燃機関であり、飛行機であり、
船舶であり、製鉄所であり、石油コンビナートなのです。
 
これらを全て停めることは、人類文明の否定になりかねません。
ただ、火力発電所は、原発に置き換える事で停めることができるはずです。
まずは、ここから始めれば良いのです。
ところが、国内の全ての原発が停止されたままです。
 
なぜ、再稼働しないのですか?
 
それとも、
中国にお願いして、PM2.5をバンバン出してもらいたいのですか?
 
 
ちょっと意地悪な気分になった伊牟田です。