ささやかですが、温暖化防止のアイデアです。
 
私は、天体観測が好きです。(最近は望遠鏡を出していませんが・・・)
「豊葦原中津谷」は、周囲に街が無いので、空が暗く、星空がすごくきれいです。
余りの星の多さに、星座は見つけるのが大変です。
夜空に手をかざせば、手の形に星が抜けるほどです。
 
でも、今は南関東に住んでいるので、街の明かりを反射した空は明るすぎます。
街の明かりが空に漏れなければと、いつも思っていました。
でも、もし空に街の光が漏れなければ、節電にもなるのではないでしょうか。
そこで、私が目を付けたのが街灯です。
 
街灯は、路面から5m程度の高さに、25~50m間隔で設置されます。
この設置では、街灯の直下の路面は光源からの距離が5mとなりますが、
街灯と街灯の真ん中の路面は光源からの距離が25m以上になってしまいます。
だから、光源の真下は最も明るく、隣の街灯との中間点が最も暗くなります。
これは、明るさが光源からの距離の二乗に反比例するためです。
 
イメージ 2
 
ちょっと視点を変えてみましょう。
光源の直下と同じ明るさで照らすことができる面積は、
光源の高さを5mとすると、光源から同じ距離(=5m)となる面積と同じです。
その面積(=S)は、S=4πr²で表せるので、約314m²となります。
仮に、幅6mの道路を照らす場合、長さ50m以上を照らすことができる計算です。
 
街灯の光軸を完璧に配分できるなら、現状の街灯と街灯の中間付近と同じ明るさなら、現状の25分の1の電力で足りる計算になります。
 
温暖化を回避するために、こんな節電方法もあるのではないでしょうか。