記録にある1901年以降の帯広の4月に夏日(25℃以上)になった回数を調べてみました。
 
過去、帯広で4月に夏日になったのは、以下です。
・1909年 1回
・1923年 1回  ・・・14年ぶり
・1959年 1回  ・・・36年ぶり
・1967年 1回  ・・・ 8年ぶり
・1987年 1回  ・・・20年ぶり
・1997年 1回  ・・・10年ぶり
・1998年 1回  ・・・  <連続>
・2001年 1回  ・・・ 3年ぶり
・2003年 1回  ・・・ 2年ぶり
・2009年 1回  ・・・ 6年ぶり
・2014年 3回  ・・・ 5年ぶり
・2015年 1回  ・・・  <連続>
・2018年 2回  ・・・ 3年ぶり


 
少しまとめてみましょう。
1901年から1950年までの50年間には、2回だけです。
1951年から2000年までの50年間には、5回に増えます。
2001年から2018年までの18年間では、8回です。
 
10年毎に夏日の回数をまとめたものをグラフにしてみました。
 
 


誰がどう見たって、4月の夏日が急激に増えていることが分かります。
 
フェーン現象による高温は、昔から何年かに1度の割合で発生します。
ですが、高温の程度は相対的なものであり、ベースの気温が温暖化で上昇しているため、夏日の頻度が増えているのです。
 
 
ちなみに、真夏日は、1998年と2015年の2回だけです。
どちらも、ここ20年のことです。