地球温暖化が話題になるのは、大概は夏場の最高気温です。
史上最高気温になった時はもちろん、
猛暑日が続いても温暖化! 温暖化!と騒がしくなります。
冬場に騒がしくなる場合も、例外なく最高気温です。
 
でも、
地球温暖化は、温室効果によって起きるのですよ。
つまり、気温が下がりきらない現象なのです。
ならば、注目すべきは、最低気温の変化です。
 
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このグラフは、潮岬の1913年から2014年までの気温の変化です。
注目したのは、月間の最高気温、最低気温、平均気温です。
それぞれ、102年間の変化傾向を一次回帰の傾斜で表したものです。
単位は、一年当たりの温度上昇(℃/年)です。
棒グラフが高いほど、温暖化傾向が強いことを示しています。
 
一目で分かるのは、
最高気温の温暖化傾向よりも最低気温の温暖化傾向の方が強いことです。
注目すべきは、こちらの方のはずなのです・・・が、
マスコミが注目したことはありません!!!
 
また、概して言えることは、冬場の方が温暖化傾向が強いことです。
12月を例外としても、1~3月が温暖化傾向が強いのに対して、
6~10月の温暖化傾向は弱いことが分かります。
このような季節毎の温暖化傾向の違いも、
マスコミが注目したことはありません!!!
 
 おかげで、
伊牟田の出番となるので、ありがたい事なのかも?