温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の観測を基にした推定では、
2016年頃には、年平均のCO2濃度が400ppmを超えたと見られています。
産業革命以前との比較で気温上昇を 2°C以下に抑えるには、
CO2濃度を450ppm以下に抑える必要があるそうです。
現在、年に2ppmのペースで、CO2濃度が上昇していますから、
22年後の2040年頃に、CO2濃度が限界になります。

もう残された時間は、僅かしかありません。



実は、450ppmまでCO2濃度が上昇しても、
気温上昇を2°C以下に抑えられると言うのは、楽観的に感じます。
気温上昇は、CO2濃度の上昇より遅れるので、
450ppmでも、気温上昇を2°C以下に抑えることが可能なのか、
疑問に感じています。
仮に、450ppm以下なら気温上昇を2°C以下に抑えられるとしても、
海洋の酸性化や低酸素化を考えると、
もっと低いCO2濃度でも、地球環境への影響は深刻ではないかと、気になります。

そもそも、問題の根源は膨大なCO2の排出であって、
温室効果は現象の一つでしかないことを、私たちは再認識すべきだと思います。