火星のテラフォーミングは、夢があると思いませんか。
火星に第二の地球を作り、そこに移り住むのです。
テラフォーミングできたなら、ぜひ行ってみたいです。
 
 
火星のテラフォーミングとは、人工的に温暖化を起こし、火星を地球と似た環境に変えることを指します。
これまでの火星探査から、昔の火星には海があったことがわかってきました。
テラフォーミングでは、この海を蘇らせようと言うのです。
 
 
でも、私は不安に思っています。
昔はあった火星の海がなぜ無くなったのか、それがまだ分かっていないからです。
 
海水は、大量の二酸化炭素を溶かします。
火星の海も、同じように大気中の二酸化炭素を溶かし込んだことでしょう。
海水が二酸化炭素を吸収すると、大気中の二酸化炭素は減ります。
その結果、温室効果が弱まり、水は凍って砂塵に埋もれたのではないでしょうか。
 
これは、私の推測であって、研究者が言っていることではありません。
ただ、テラフォーミングを始める前に過去の火星を研究しておくべきです。
怠れば、テラフォーミングは、ただの環境破壊で終わるでしょう。
 
 
地球も、海水が二酸化炭素を溶かし込んでいます。
人類が排出した二酸化炭素は、雨や雪などによって海や湖に溜まります。
この効果や、北極海の氷が融けることで、温暖化の進行を穏やかなものに変えていると考えられています。
ですが、いずれ限界が来るはずです。
北極海の氷や海の効果が限界に達した時、 爆発的に温暖化するのかもしれません。
その前に、あらゆる対策を世界全体で行えればいいですね。