世界で4番目に大きい湖だったはずの「アラル海」が、ほぼ消滅したようです。
 
アラル海には、アムダリア川とシルダリア川が流れ込んでいましたが、
旧ソビエトが農業用水に取水するようになってから縮小が始まりました。
元々砂漠地帯の湖ですから、流れ込む水が無くなれば、砂漠化が進みます。
今では、湖底も砂漠化し、周辺への悪影響が広がっているそうです。
 
急激に干上がったので、下の写真を見ても、元々の形が分かります。
 
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人類の環境破壊は、湖を消滅させただけではないようです。
 
WWFは、1970年から2010年までの40年間に、
陸上と海洋に生息する代表的な種の個体数が39%、淡水の生物で76%が
減少した発表しました。
総合的には、脊椎動物の個体数は、52%減少したと推定されるそうです。
 
 
減少した生物の中には、食糧となる生物も含まれています。
これらの繁殖力を超える速さで、人類は消費していることになります。
人類の消費量は、繁殖力とバランスする持続可能な量の1.5倍になるそうです。
 
私たち人類は、自然界への依存を三分の二に減らさなければならないようです。
 
それが実現できなければ、次に消えるのは・・・