日本の末期症状は、深刻なようです。
民度も、科学も、近隣のアジア諸国との比較なら優位性があるかもしれません。
ですが、先進国との比較ならどうでしょう。
また、他国との比較ではなく、本質的に優れていると言えるのでしょうか。
 
例えば、エスカレータを歩く行為です。
エスカレータは、歩くようにできていません。
確かに階段状ですが、階段状にしている目的は、連続的に人を運ぶためであって、
歩くためではありません。
建築基準法で審査すると、エスカレータは階段からかけ離れた仕上がりです。
階段状であっても、到底、階段とは呼べない代物なのです。
 
エスカレータは階段ではないので、安全上の注意事項があります。
一例として、
エスカレータを利用する際、幼児は中央に乗せるようになっています。
 
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幼児を中央に乗せる理由は、ベルトの隙間に指や髪を巻き込むことを防ぐためです。
ですが、
歩く人のために右(or左)を空けるためには、幼児を端に寄せることになり、
ベルトの隙間に指や髪を巻き込む危険性が高まります。
 
他には、エレベータでの転倒事故が後を絶たないことから、
ポスターや案内放送などで、エスカレータでは歩かないように指導しています。
 
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ところで、
エスカレータを歩く事は、厳密には法律に抵触することを御存知でしょうか。
エスカレータは歩くようには作られていないので、
これを歩くことは目的外利用となるのです。
先に述べているように、
本来は中央に乗せるべき幼児がベルトに巻き込まれる事故があれば、
民事でも責任を問われるかもしれません。
 
それでも、エスカレータを歩く人が居る現状をみると、
日本の民度なんてタカが知れてると思えてしまうのです。
 
自国の民度を自慢して、このレベルに留まってしまうのではなく、
更なる高みへと歩を進めようではありませんか。