フランスで、ネオニコチノイド系農薬5種の農業使用を全面禁止する法律が施行されました。

禁止対象となる物質は、次の5種類で、屋外でも屋内でも使用できません。
 クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、アセタミプリド。


ネオニコチノイドは、「新しいニコチン系殺虫剤」を意味し、昆虫の中枢神経に作用します。
害虫駆除が目的ですが、蜂群崩壊の原因として指摘されてきました。
ミツバチの蜂群崩壊が起きると虫媒花の受粉ができなくなるので、農業にとってネオニコチノイド系農薬は諸刃の剣と言えます。


今回のネオニコチノイド系農薬の禁止の対象は、農業関係に限られているようです。
また、有効な害虫駆除約なので、穀草類や甜菜類等の農業関係者には不満があるそうです。


日本では、稲、果樹、野菜等に、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ジノテフランも使用されています。ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリドも、農薬登録されています。
農林水産省は、「日本では、欧米のように農薬の粉塵が広範囲に巻き上がるような方法では播種していないため、種子処理や土壌処理への使用の制限は不要」と説明しています。
また、カメムシ駆除のために必要としています。


豊葦原中津谷では、農薬を使わない農法を採ろうと考えています。
ですが、素人農家ですから、上手くいく自信はありませんが・・・