雨の中、JAXAのつくば宇宙センター特別公開に行って来ました。
JAXAは初めてです。
そんな中でも、いくつか出会いがありました。
一つは、「しきさい」の講演で、案内をしていた方です。
H2、H3のエンジン開発をしていると、お聞きしました。
早速、H3のエンジンの比推力(ロケットエンジンの燃費に相当)がH2より低下している点をお聞きしたところ、エンジンの効率よりもコストを重視したのとのこと。
比推力はエンジンの性能を示す重要な指標ですが、それが低下することより、コストを重視したわけです。
H3は、使い捨てのロケットです。
一度しか使わないエンジンは、安いほど良いに決まっています。
比推力の僅かな低下なら安い方を優先するのも、方向性として間違っていないと思います。
H2の爆発事故の原因であるポンプのキャビティション対策も、H3にも反映されているとのこと。
その際に、「船のスクリューなら、キャビティションは当たり前」などと、暴言を吐いてしまったことを深く反省しております。
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